2025新作 個性を纏う鮮やかなオレンジ。オメガ「シーマスター ダイバー 300M」

　2025年の新作としてオメガが、鮮やかなオレンジカラーを取り入れた「シーマスター ダイバー 300M」を発表しました。

　過去20年間にわたり、オレンジカラーはオメガのダイバーズウォッチのデザインにおける象徴的な要素として、水中での視認性と安全性の向上に大きく貢献してきました。印象的なオレンジの色合いは、これまで数多くの「シーマスター」コレクションに鮮やかな彩りと唯一無二の美しさをもたらしてきました。そして2025年、オメガはこの象徴的なオレンジカラーを“ダイバー300M”シリーズにも採用し、新たに2種類のステンレススティール製モデルを発表しました。

　ここ最近の通称“ボンドダイバー”「シーマスター ダイバー300M」コレクションは、全面的に刷新され、メッシュブレスレットやドーム型サファイアクリスタル、そしてシュウ酸アルマイト加工を施したアルミニウム製ベゼルといった新要素が導入されています。今回の最新モデルは、そうした新しいデザインを継承しながらも、ブラックとオレンジの大胆なカラーリングによって、鮮烈な個性を際立たせています。

　42mmの新作モデルはいずれも、ブラックのアルミニウム製ダイアルに、ロジウム仕上げのスケルトン針、そしてホワイトのスーパールミノヴァを塗布したインデックスを備え、暗闇でも美しくブルーに発光します。特筆すべきは、中央の秒針および4つのクォーター位置のインデックスに施されたオレンジのニス塗装です。また、ダイアルには、転写されたホワイトのオメガ ロゴの下にオレンジで“Seamaster”の文字が配され、全体のデザインにアクセントを添えています。

　新作で特筆すべきは、“ダイバー300M”が受け継いできた伝統的なディテールがすべて継承されている点です。これらは、1993年の誕生以来、同コレクションのヘリテージを象徴する存在であり続けました。10時位置のヘリウムエスケープバルブ、レーザーエングレービングで波模様を施したベゼル、突出したリューズガード、そしてベゼルに配されたダイビングスケール（最近の新作はホワイトのスーパールミノヴァが塗布されています）といったアイコニックな要素がそのまま反映されています。

　今回、登場するオレンジモデルは、クラスプ付きブラッシュ仕上げのメッシュブレスレット、もしくはフォールディングクラスプ付きの一体型オレンジラバーストラップからお選びいただけます。

　両モデルともに、オメガ コーアクシャル マスター クロノメーター キャリバー8806が搭載され、ケースバックのサファイアクリスタル越しに見ることができます。スイス連邦計量・認定局（METAS）によるマスター クロノメーター認定されており、業界最高水準の精度、性能、そして耐磁性を誇ります。