2021新作 ハイジュエリーを魅了するムービングダイヤモンド。ショパール「ハイジュエリー」

　ムービングダイヤモンドはメゾンのこの上ない象徴です。1976年、ショパールのアトリエが生み出したムービングダイヤモンドは、さまざまなウォッチやジュエリーを通じ、その自由さや大胆さを放ち続けてきました。今回、そのムービングダイヤモンドが、ハイジュエリーアトリエのアルチザンたちの卓越した才能によって、3つの比類ないジュエリーウォッチを彩ります。18Kエシカルホワイトゴールド製の新作ウォッチは、光り輝く5石のムービングダイヤモンドを文字盤にあしらい、その周囲はマーキーズカットの貴石がティアラのように取り巻いています。

　キャロライン・ショイフレが手掛けるクリエイティブなデザインのなかでも、ジュエリーウォッチは極めて特別な感情をかき立てます。ショパールの共同社長兼アーティスティック・ディレクター、キャロライン・ショイフレの祖父は、およそ1世紀前、既にダイヤモンドをセットしたタイムピースをデザインし、その道のスペシャリストとして名を馳せたからです。このように、メゾンのノウハウはハイジュエリーアトリエのアルチザンたちによって大切に受け継がれ、そして今回、エシカルホワイトゴールドにダイヤモンド、およびサファイアをあしらった新たな3作品を発表しました。

　ジュエリーの逸品ともいえる今回の新作は、1976年にメゾンが革新的なこのコンセプトを誕生させて以来、巧みに培われてきたムービングダイヤモンドの伝統を受け継ぐものです。セッティングから解き放たれた5石のムービングダイヤモンドは、文字盤周囲を自由に楽しげにくるくると動き回ります。自らのファセットへ無限に光を反射させながら、時間に対する従来のビジョンを一変させるような美しいスペクタクルを繰り広げます。ハイジュエリーアトリエのアルチザンたちは、見る人をうっとりさせるような魅力的なこの文字盤の周囲に、美しく調整されたマーキーズカットの貴石を丁寧に配し“月桂冠：ゲッケイジュを編んで作った冠”のように模りました。ダイヤモンドバージョン、ブルーまたはピンクサファイアバージョンで展開する3作品には、それぞれの素材にマッチするグレー、ブルー、ピンクのサテンストラップが添えられています。

ショパールのハイジュエリー
　ショパールのハイジュエリーは、スイス最大、かつ専門性を兼ね備えるアトリエを年々発展させてきたキャロライン・ショイフレの先見性に優れた目に委ねられています。今日、メゾンの拠点であるジュネーブのアトリエでは、30を超える専門職を集め、貴石を彩り、無尽蔵の豊かな創意を際立たせ、シーズンごとに数多くの感動を呼び起こします。