
2026新作 シンガー・リイマジン「1970 デュアルトラック」

2026年の新作としてシンガー・リイマジン(Singer Reimagined)が放つ新コレクション「1970」。ブランドのデザイン言語を大胆に刷新し、新たなアイデンティティを打ち立てます。その第一の複雑機構として選ばれたのがデュアルタイム。「1970 デュアルトラック(1970 DualTrack)」で、その姿を鮮やかに具現化しています。
「1970」コレクションのその名が示すのは1970年代初頭。1960年代の流れるような丸みを帯びた造形が、より鋭い幾何学、面のファセット、そして自信に満ちた視覚言語へと移り変わった時代です。建築から自動車デザイン、家具、時計製造に至るまで、モノはより角張り、より主張し、より彫刻的になっていきました。
1970年代は、デザインがかつてない自信に満ちていた時代。フォルムはよりシャープに、より建築的に、そして未来をいっそう鮮明に映し出す表現へと進化しました。
だからこそ1970 デュアルトラックは、デザインオブジェであると同時に機能する道具でもあります。形には確かな自信が宿り、操作は直感的で、スピリットは紛れもなくシンガーそのものです。
<デュアルトラック機能>
シンガー・リイマジンの共同創業者/クリエイティブディレクターであるマルコ・ボラッチーノは次のように語ります。「1970 デュアルトラックは、“動き”を二つのかたちで捉えています。ひとつはデザインの動き。1960年代の柔らかな造形から、1970年代のよりシャープで建築的な表現へ。もうひとつは現代の暮らしの動き。都市を越え、時差を越え、心のつながりをまたいで続いていく動きです。私たちは、この二つのアイデアを明快さ、意志、そしてエレガンスとともに一つに結ぶ時計を作りたかったのです」。
デュアルトラック機能は、2つのタイムゾーンを読む体験を、より自然なものにするために生まれました。使い始めると、デュアルトラック機能はほとんど直感のように馴染みます。ひとつは今いる場所の時間。もうひとつはつながり続けたい場所の時間。どちらも並行して、同じリズムで進みます。
従来のGMT/デュアルタイムウォッチでは、追加の針を読み解いたり、別の目盛りを追ったり、表示を頭の中で切り分けたりする必要があることが少なくありません。
シンガー・リイマジンは、機構の精緻さを損なうことなく、その体験をもっとシンプルにしたいと考えました。答えは、明快な優先順位を備えたレイヤー表示です。センターダイヤルが示すのはローカルタイム――着用者が今いる場所の時間です。その外周では、回転する24時間表示のインナーベゼルが第2タイムゾーンを表示します。
第2タイムゾーンは、6時位置に配された矢印形のインデックスで読み取ります。
レイアウトは控えめでありながら、視認性は抜群です。第2タイムゾーンが文字盤を支配することはありませんが、必要なときにはいつでもそこにあります。固定された6時位置の読み取りポイントが、瞬時の方向づけをもたらします。さらに24時間表示が、もう一つの場所が昼か夜かという情報まで自然に伝えます。
調整も同じく明快です。9時位置のプッシャーで、第2タイムゾーンを1時間刻みで進められます。動作は小さくても、その意味は大きい。実用的な機能が、指先で感じるメカニカルな対話へと変わります。

<旅の時間を動かす力、新しいCalibre-4 デュアルタイム SLIM>
時計を裏返すと、物語はメカニカルに動き出します。
ムーブメントは既存のベースを流用するのではなく、ゼロからシンガーのデザイン言語と人間工学の思想を受け継ぐために設計されました。
スクリューダウン式のシースルーケースバック越しに見えるのは、4つの香箱を核に据え、驚くべき6日間のパワ ーリザーブを実現したCalibre-4 デュアルタイム SLIMの構造美。
Calibre-4 デュアルタイム(DT) SLIMは、イノベーション、精度、そして機械式の美学に対するシンガーの一切妥協のない姿勢を、ゼロから形にした“意思表明”です。
■ 4バレル構成:ツインバレルを2組並列に駆動し、トルクを安定して均一に維持
■ 6日間パワーリザーブ:時間の経過によるトルク低下を最小限に抑え、卓越した持続力を実現
■ 一定のエネルギーフロー:フラットなトルクカーブにより振り角の安定性を高め、14クロノメトリー精度を向上
■ 振動数:4Hz(毎時28,800振動)で高精度な時刻表示を実現
<1970コレクションのデザイン>
1970 デュアルトラックは、デュアルタイムを語るだけの時計ではありません。機能、フォルム、色彩、素材がいかに一体となって躍動できるかを探る試みです。あらゆるデザインの判断は、時計を懐古的にも写実的にも寄せることなく、1970年代初頭の空気感を表現するために下されています。
このコレクションにはシンガー・リイマジンの自信が息づく――大胆なシルエット、緻密に磨かれたディテール、目的に忠実な高い機能性。そして「美しさは常に使いやすさに仕えるべきだ」という信念によって形づくられています。
ケース、ダイヤル、カラー、ブレスレット、そして仕上げの“言語”は、ひとつの完成された構成として練り上げられました。偶然の要素はありません。あらゆる面、トーン、ディテールが、力強さとエレガンスの間に、1970年代の角張った楽観性とシンガー・リイマジンの現代的な精密さの間に、ふさわしい緊張感を生み出すために存在します。
1970 デュアルトラックは、建築的な造形と奥行きを備えた時計です。
ファセットを刻んだケースと一体型ブレスレットが骨格を与え、ダイヤルが個性を宿します。さらに、ダイヤル外周にインナーベゼルとして配された回転式24時間フランジが、明確な役割を担う。これらが重なり合い、機械としての手応えと感情を揺さぶる魅力を併せ持ち、動きとともに生きているかのような一本を生み出します。
<1970 デュアルトラックコレクションは、3つの文字盤カラーで展開>
1) SR811-2 / シンガーを象徴するカーキグリーン
カーキのダイヤルは、シンガーならではのビジュアル・アイデンティティと最も直結する存在です。グリーンは長きにわたり、シンガーの世界観の中で特別な意味を帯びてきました。そこに映るのは、パフォーマンス、メカニカルカルチャー、実用性、そして控えめで揺るがない自信です。
2) SR811-3 / ダイナミックで揺るぎないコバルトブルー
コバルトブルーのダイヤルにはよりコスモポリタンな気配が漂います。旅、夕暮れの光、街の反射、出発案内板、機窓、そして遠景に沈む深い青――そんな情景を想起させます。エレガントでモダン、そして静かに惹きつける魅力があります。
3) SR811-5 / クラシック、温かく、落ち着いた佇まいのダークエスプレッソブラウン
ダークエスプレッソブラウンのダイヤルは、1970 デュアルトラックを最もクラシックに、そして親密に語る表情です。その色調は、直線的な造形に温もりと奥行き、洗練をもたらします。カーキがテクニカルに、ブル ーが躍動的に映るのに対し、ブラウンは落ち着きと上品さを湛え、控えめな贅沢感を漂わせます。

<文字盤という時の風景とディティール>
1970 デュアルトラックのダイヤルは、ふたつの時刻を視覚的に混乱させることなく併記できるよう設計されています。目的は情報をただ示すことではなく、それを整然と整理することにあります。
レイヤー構造がダイヤルに奥行きを与えます。視線は中央の時刻表示から植字インデックスへ、インデックスからフランジへ、そしてフランジから再び6時位置へと戻り、そこで第2時間帯を読み取ります。構成は躍動感がありながら、決して窮屈には感じさせません。
このバランスの要となるのが、ダイヤルの美的ディテールです。色彩、仕上げ、磨き上げた立体感、そしてスーパールミノバの色調が一体となり、視認性と空気感を生み出します。
鏡面に磨き上げた多面カットのアワーマーカーは、光と構造、そして輪郭の鋭さをもたらします。その幾何学はダイアルに建築的な存在感を与え、アプライドパーツが下地の面と呼応するように設計されています。手首が動くたび、マーカーが光を捉え、文字盤にいきいきとした表情が生まれます。
ゴールドのアクセントが温もりと統一感を添える。メタルケースやブレスレットのクールな色調と対比しつつ、時計のテクニカルな佇まいを損なわない、さりげない豊かさをもたらす。
仕上がったダイヤルは、奥行きがあり、目を引き、そして洗練されている。飾るための装飾ではない。機能性、視認性、そして心に残る存在感を軸に組み立てられているのです。
<クリーム&オレンジのSuper-LumiNova®が呼び起こす、時代の余韻>
クリームとオレンジのSuper-LumiNova®は、1970 デュアルトラックを語るうえで欠かせない“感情”のディテールのひとつです。
この色調は、時計を70年代の視覚世界へと自然につなぎながら、わざとらしいエイジング感は与えません。当時のアナログ計器やダッシュボードの目盛り、航空機の表示、ツールウォッチが持つ実用的なぬくもりを想起させます。そこに宿るのは時の気配であって、ノスタルジーではありません。
クリームは、やわらかさと読み取りやすさをもたらします。文字盤に人肌のような温度を与え、メタルの構築的なシャープさをほどよく和らげます。
オレンジは、エネルギーを呼び込みます。性能感と視認性、そして控えめなスポーティさを添える色。機能と感情が精緻なグラフィックディテールで交差する、シンガー・リイマジンの世界観と深く結びついています。
クリームとオレンジが揃うことで、文字盤全体に洗練された視覚的リズムが生まれます。表情は豊かでありながら、決して奔放ではない。70年代のスピリットに根ざしつつも、現代的でシャープ、そして目的に忠実な佇まいへと導きます。
1970 DualTrack
1970 デュアルトラック
Ref:SR811-2
ケース径:43.0mm
ケース厚:12.6mm
ケース素材:ステンレススチール
防水性:10気圧(100m)
ストラップ:ステンレススチール、素早いサイズ調整を可能にするギザ付きバーを備えたステンレススチール製フォールディングバックル
ムーブメント:手巻き、Cal.ST5001、6日間パワーリザーブ、毎時28,800振動(4Hz)、39石
仕様:時・分・秒表示、セカンドタイムゾーン、カーキグリーンダイヤル、円形サテン仕上げのアルマイト加工アルミニウム製24時間表示ディスク、クリーム色のSuper-LumiNova®を充填したポリッシュ仕上げインデックス、シースルーケースバック
予価:5,720,000円(税込)

1970 DualTrack
1970 デュアルトラック
Ref:SR811-3
ケース径:43.0mm
ケース厚:12.6mm
ケース素材:ステンレススチール
防水性:10気圧(100m)
ストラップ:ステンレススチール、素早いサイズ調整を可能にするギザ付きバーを備えたステンレススチール製フォールディングバックル
ムーブメント:手巻き、Cal.ST5001、6日間パワーリザーブ、毎時28,800振動(4Hz)、39石
仕様:時・分・秒表示、セカンドタイムゾーン、コバルトブルーダイヤル、円形サテン仕上げのアルマイト加工アルミニウム製24時間表示ディスク、クリーム色のSuper-LumiNova®を充填したポリッシュ仕上げインデックス、シースルーケースバック
予価:5,720,000円(税込)

1970 DualTrack
1970 デュアルトラック
Ref:SR811-5
ケース径:43.0mm
ケース厚:12.6mm
ケース素材:ステンレススチール
防水性:10気圧(100m)
ストラップ:ステンレススチール、素早いサイズ調整を可能にするギザ付きバーを備えたステンレススチール製フォールディングバックル
ムーブメント:手巻き、Cal.ST5001、6日間パワーリザーブ、毎時28,800振動(4Hz)、39石
仕様:時・分・秒表示、セカンドタイムゾーン、ダークエスプレッソブラウンダイヤル、円形サテン仕上げのアルマイト加工アルミニウム製24時間表示ディスク、クリーム色のSuper-LumiNova®を充填したポリッシュ仕上げインデックス、シースルーケースバック
予価:5,720,000円(税込)

※2026年10月時点での情報です。掲載当時の情報のため、変更されている可能性がございます。ご了承ください。








