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時計作りの未来を切り開く、最新ウォッチムーブメント「CFB A2000」


 カール F. ブヘラが、その高い技術を駆使して自社開発した最新のウォッチムーブメント、CFB A2000 を発表します。この新型キャリバーは様々なモデルに利用できるとともに、新たな機能の組み合わせを可能にするもので、これによって、時計作りの未来へと向かう道を開いていきます。


 常に技術革新を重視し、多くの自社製キャリバーの開発に成功してきたカール F. ブヘラ。ルツェルンに拠点を置き、伝統に支えられたブランドが2016 年、長年の研究開発の成果として、自社の工房で完全自社設計・製造された新型キャリバーCFB A2000 を発表します。この自動巻きキャリバーは、一連のムーブメントの基盤となる機構で、時計製造の未来を切り開くことになるでしょう。



実証された基本設計 この新しいムーブメントは、ペリフェラルローターを備えた両方向巻き上げ式の自動巻き機構から動力を引き出して作動します。カール F. ブヘラは、この基本設計を実用化した世界初の時計メーカーで、CFB A1000 をベースとした一連のムーブメントを製造しており、新作のムーブメントシリーズにも適用されています。直線的なデザインが採用された新型ムーブメントは、外観と技術の両面でカール F. ブヘラの特徴を反映しています。そしてムーブメントのブリッジやテンプ受けに施されたコート・ド・ジュネーブ装飾には、スイスの時計製造の伝統に対する賛辞が込められているのです。



時計の要となる優れた精度


  キャリバーの微調整にも、高度な職人技が表れています。カール F. ブヘラの時計職人は、常に優れた精度を保つため、ヒゲゼンマイの有効長を変えない、完全に自由な振動に取り組みました。この時計の歩度は、マスロットというネジのみで調整されます。これは、テンプの4本のアームに取り付けられる小さな重りで、毎時28,800 回(4Hz)で振動するテンプの慣性モーメントを調整します。これにより、ムーブメントの正確で安定した歩度が実現されるのです。

多目的な駆動力


 CFB A2000 は幅広い用途に適用できるムーブメントで、今後製作されるモデルに搭載できるように基本構造が設計されています。CFB A2000 の大きな回転運動量は、この自動巻ムーブメントが自社開発工房で研究されている様々な機能を追加する際の駆動力として対応できるよう想定されています。この新シリーズのムーブメントが最初に採用されるタイムピースは、新作モデルのマネロ ペリフェラルです。このモデルでは、新型ムーブメントシリーズの中で最初に登場するキャリバーCFB A2050 を搭載。時、分表示、スモールセコンド、3 時位置の日付表示を備えています。

※2016年4月時点での情報です。掲載当時の情報のため、変更されている可能性がございます。ご了承ください。

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