SIHH 2018新作 「1815 クロノグラフ ピンクゴールドモデル」


5分の1秒刻みのクロノグラフに新たな彩り


 A.ランゲ&ゾーネのコレクションの中でも高い人気を誇る1815 クロノグラフに二つのピンクゴールドモデルが加わります。コラムホイール、フライバック機能および脈拍計測用目盛りを備えた新バージョンは、ブラックダイヤルとシルバーダイヤルから選択できます。


 1815 クロノグラフは、機能は最小限に純化しつつ、技術的に成熟したストップウォッチを求める愛好家に向けられた時計です。2時位置にあるボタンを押すと、スリムなクロノグラフ用センター針が動き始めます。この針は、計測タイムを5分の1秒の精度で指し示します。フライバック機能は、複数のタイムを間髪容れずに連続して計測することを可能にします。4時位置のボタンを押すと、クロノグラフの秒針と分針が帰零するやいなや、新しいタイムをカウントし始めます。

 かつての懐中時計には、脈拍目盛りを備えていたものが少なくありません。その追憶として、1815 クロノグラフのダイヤルの外周に脈拍計測用目盛りを付けました。脈拍数を求めるには、拍動数を30回数えたところでストップウォッチを止めます。この時にクロノグラフ用センター針が指す目盛りを読み取ります。目盛りを読み取ることで1分あたりの拍動数40~200回を計測できます。


 アラビア数字と線路をイメージしたレイルウェイ モチーフの分目盛りは、1995年以来、クラシックなデザインと精巧な機構と機能性が融合した1815 シリーズのトレードマークになっています。4時位置のミニッツカウンターと8時位置のスモールセコンドは、左右対称に配置することによって時計全体のバランスを整えています。ゴールド無垢製の二つのボタンは、クロノグラフ機能とフライバック機能の両方を操作するためのもので、押しやすい形状になっています。


 それぞれに魅力を備えた新バリエーション2作からどちらかを選択するのは、大変な難題です。ピンクゴールドケースと同色の針を取り付けたブラックダイヤル・バージョンは、ブラックのアリゲーターベルトとの組み合わせで、彫りの深い端正で明確なシルエットで魅了します。その一方、シルバーダイヤル・バージョンではブルースチール針とレディッシュブラウンのアリゲーターベルトが鮮やかに映え、能ある鷹は爪を隠すという故事のごとく、機能性を控えめに主張する印象に仕上がっています。


 手巻きキャリバー L951.5は、最長60時間のパワーリザーブを蓄え、フリースプラング式ヒゲゼンマイを付けた偏心錘付きテンプを備えています。サファイアクリスタルのシースルーバックからは、時間と労力かけて施された仕上げ装飾を随所にまとったクロノグラフ ムーブメントが見えます。さらに、クロノグラフ機能を制御するコラムホイールとならんで、フライバック機構のレバーやプレシジョン・ジャンピング・ミニッツカウンターのカタツムリ形カムにも視線が届きます。ハンドエングレービング入りテンプ受けも、A.ランゲ&ゾーネを象徴する品質の証しです。



1815 クロノグラフ


Ref.:414.031 (写真右上)
ケース径:39.5mm
ケース厚:11.0mm
ケース素材:ピンクゴールド
ストラップ:ブラックの手縫いアリゲーターベルト、ピンクゴールド製ピンバックル
ムーブメント:手巻き、Cal.L951.5(自社製)、毎時18,000振動、60時間パワーリザーブ、34石
仕様:時、分およびストップセコンド機能搭載スモールセコンドによる時刻表示、プレシジョン・ジャンピング・ミニッツカウンター搭載フライバック・クロノグラフ、脈拍計測用目盛り、サファイアクリスタル風防、シルバー無垢のブラックダイヤル
価格:5,650,000円(税抜)
発売予定:2018年4月以降


Ref.:414.032 (写真右下)
ケース径:39.5mm
ケース厚:11.0mm
ケース素材:ピンクゴールド
ストラップ:レディッシュブラウンの手縫いアリゲーターベルト、ピンクゴールド製ピンバックル
ムーブメント:手巻き、Cal.L951.5(自社製)、毎時18,000振動、60時間パワーリザーブ、34石
仕様:時、分およびストップセコンド機能搭載スモールセコンドによる時刻表示、プレシジョン・ジャンピング・ミニッツカウンター搭載フライバック・クロノグラフ、脈拍計測用目盛り、サファイアクリスタル風防、シルバー無垢のシルバーダイヤル
価格:5,650,000円(税抜)
発売予定:2018年4月以降

※2018年1月時点での情報です。掲載当時の情報のため、変更されている可能性がございます。ご了承ください。

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