ボルボ・オーシャンレースの優勝者に贈呈する時計を発表

 世界一周のヨットレースである“ボルボ・オーシャンレース”のオフィシャル タイムキーパーをつとめるオメガは、2017年10月のスタート以来この7ヶ月間、海上でのレース展開をしっかりと確実に見守り続けています。現在、参加選手はレースの第9 フェーズに突入し、アメリカ・ニューポートからイギリス・カーディフに向け、大西洋を航海中です。ゴールまで約1ヶ月を残すところとなり、このたび、オメガから新しくデザインされた優勝者に贈呈される時計を発表されました。


 2018年6月末に最終目的地であるオランダ・ハーグでフィナーレを飾る優勝者に贈られるのは、「シーマスター プラネットオーシャン ディープブラック クロノグラフ “ボルボ・オーシャンレース” リミテッド エディション」です。この時計は一般発売も予定されていますが、その数はわずか73本のみです。(本大会が開始された1973年にちなんでいます。)


 オメガ社 社長兼CEOのレイナルド・アッシェリマンは、今回の発表に寄せて「ここまでのレース展開をオメガは心から楽しんでいます。とてもエキサイティングでユニークなレースになっていますね。我々は、今回の時計をレースで使用されるヨットと同じくらい美しくデザインされた逸品にしたいと思っていました。またそれだけではなく、タフな状況の中で熾烈な競争を繰り広げるヨットがそうであるように、正確で、丈夫な構造を持つといった要素も時計に反映させる必要がありました。そういう意味で“ディープブラック”は、完璧な時計だといえるでしょう。この時計を優勝者に贈呈する瞬間をとても楽しみにしています」と述べました。

 ケースサイズ45.50mmのこの時計はダイバーズクロノグラフで、ブラックラバーストラップとセーリング中の強度な圧力にも耐えられるような力強いデザインが特徴です。マットなケースはセラミック製で、逆回転防止ベゼルの最初の15分間の部分はレッドラバーとセラミックを接合し、鮮やかなデザインを実現しました。ダイビングスケールの他の部分には、リキッドメタルが使われています。


 マットブラックのセラミック製ダイアルには、18K ホワイトゴールド製の針とインデックスが配され、ホワイトスーパールミノヴァが塗布されています。3時位置にあるサブダイアルには、ボルボ・オーシャンレースを象徴する赤いリングがあしらわれ、限定番号が記されています。また、数字の12と秒針、および積算計も赤で彩られています。さらに、レースとの関連性はケースバックにも現れており、ここには“ボルボ・オーシャンレース”の公式ロゴが刻印されています。


 そして忘れてはならないのは、この時計は最高の精度を持っているということです。それはオメガ マスター クロノメーター キャリバー9900を搭載しているからに他なりません。マスター クロノメーターは、スイス連邦計量・認定局(METAS)が定めた厳しい8つのテストに合格した時計だけに与えられる称号で、スイス時計産業における最高級の認定です。

シーマスター プラネットオーシャン ディープブラック クロノグラフ マスター クロノメーター “ボルボ・オーシャンレース” リミテッド エディション

ケース径:45.50mm
ケース厚:18.99mm
ケース素材:ブラッシュ仕上げのブラックセラミック
防水性:600m
ストラップ:ラバー
ムーブメント:自動巻き、Cal.9900、COSC認定クロノメーター、スイス連邦計量・認定局(METAS)によるマスター クロノメーター、毎時28,800振動、60時間パワーリザーブ、54石
仕様:センター時・分・クロノグラフ秒針、9時位置にスモールセコンド、3時位置に12時間と60分の同軸積算計、ブラッシュ仕上げのブラックセラミック製ダイアル、リキッドメタルとレッドラバー インジェクションでダイビングスケールを施したブラックセラミック製逆回転防止ベゼル(0位置にグリーンに発光するスーパールミノヴァを塗布したドット)、10時位置にブラックセラミック製のヘリウムガスエスケープバルブ(先端にレッドラバーでHeマーク)、両面無反射コーティングを施したサファイアクリスタル製の風防ガラス、ブラックセラミック製のセラミック ナイアードロック(特許取得)式ケースバックに“ボルボ・オーシャンレース”のロゴとレーザーエングレーブによる波模様
限定:世界限定73本
価格:1,310,000円(税抜)

※2018年6月時点での情報です。掲載当時の情報のため、変更されている可能性がございます。ご了承ください。

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