SIHH 2019新作 A higher vision―空を征服し、精神を高め、重力に抗う。飛行家アルベルト・サントス＝デュモンの大胆な足跡「サントス ドゥ カルティエ コレクション」

　空を征服し、精神を高め、重力に抗う。そんな飛行家アルベルト・サントス＝デュモンの大胆な足跡が、新作サントス ドゥ カルティエ コレクションに満ちています。
新コレクションは、アルベル ト・サントス＝デュモンのような世界を変える人々の精神やスタイル、そして進化への渇望を不朽のものにします。

　 シンプルさ、実用性、革新は、アルベルト・サントス＝デュモンの3大理念です。航空界のパイオニアであるサントス＝デュモンは、1904 年にルイ・カルティエに最初のモダンウォッチの制作を依頼します。手首に装着でき、飛行中でも時間を確認することができるウォッチです。

　洗練されたデザイン、スクエアフォルムの文字盤にあえて見せるビス、人間工学をふまえたブレスレットが叶える自由な動き。それらを備えるサントス ウォッチは、その名を未来に刻みました。

　 さらなる高みを目指す男のウォッチ。アルベルト・サントス＝デュモンは22機を超える飛行マシンを設計し、特許を合わせ持ち、毎回命を賭けて実験的な飛行に挑戦し、自身が得た利益の一部を さまざまな団体に寄付し、機能的かつエレガントなワードローブを発明しました。

THE NEW SANTOS-DUMONT WATCH
Simplicity and elegance
歴史的モデルに捧げるオマージュ

　端正かつ洗練され、アリゲーターストラップをあしらった新作サントスデュモン ウォッチは、1904年のオリジナルモデルのエレガンスを忠実に受け継いでいます。ゴールド製、ゴールド／ステンレススティール製、あるいはステンレススティール製のケース、ローマ数字、ベゼルを飾るビス、パール状の飾り付きリューズ、ブルーカボションという、卓越した伝統のタイムピースの遺産を継承しているのです。

　 当時のパリの幾何学的な美意識に通じるスクエアフォルムは変えず、エッフェル塔のシャープな骨組みを思わせる端正さと対称性を継承しています。1900年代初頭のデザイン革命のシンボルであり、その時代のコードを覆して直線を重視し、丸みのある当時の懐中時計とは一線を画しました。

精巧＆スタイル

　 端正でシンプルなサントス デュモン ウォッチはアルベルト・サントス＝デュモンのスタイルを現代的に表現しています。彼はベスト、ハット、折襟、大きな折り返しのズボンを身に着け、そしてキャスケットを逆さにかぶり、どんな状況でも常に完璧なシルエットでした。

高い連続作動性のクォーツムーブメント

　 アルベルト・サントス＝デュモンは防護用のゴーグルを装着し、オーダーメイドのジャケットには飛行機の舵と連結させたケーブルを通していました。エレガンスを失わず、快適さと機能性を追求したスタイルは非常に個性的でした。

　 実用性の概念はおのずとサントス デュモン ウォッチの歴史において決定要因になっています。2019年、カルティエは快適さを高め、高性能クォーツムーブメントを発表します。約6年間の連続作動能力を誇り、従来のムーブメントの2倍のパワーを実現しました。このために、マニュファクチュール カルティエはエネルギー消費を減らすためにムーブメントのサイズを再検討し、より高性能の新電池を加えました。

SANTOS DE CARTIER CHRONOGRAPH WATCH

　スピードはアルベルト・サントス＝デュモンが掲げた主要な挑戦のひとつです。どうやってスピードを超えるか、どうやってスピードを制御するか？航空分野で積み上げてきた記録の中でも、1906年は彼の出発点となる重要な年。スピードに関しては、21秒で220メートルの距離を達成しました。