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2019 BASEL新作 独自コレクションとして冒険と不屈の精神をテーマに新たに発表された「オータヴィア コレクション」

 新しい道を開くため歴史に立ち返り、タグ・ホイヤーの最新コレクションはオリジナルのオータヴィアからインスピレーションを得て、また現在最も革新的な時計製造技術を駆使しながら、冒険を楽しむ新世代を魅了します。

 1960年代に製造されたオリジナルオータヴィアの特徴である、多様性、堅牢性、信頼性を誇るレンジとしてラインナップを取り揃えました。各パーツをアイソグラフ(等語線)のように分けるカーボンコンポジット製ヒゲゼンマイの技術を用いることで、アヴァンギャルドな時計ブランドは、これまでの伝統に新たな物語を重ねます。


過去と未来の架け橋

 オータヴィアはタグ・ホイヤーにとって柱の一つであり、独立したラインとしてカレラ、モナコ、フォーミュラ1、アクアレーサー、リンクなどの各コレクションとして並べることは自然な選択でした。1933年から1957年にかけて、オータヴィアはダッシュボード計器としてレーシングカーや航空機で使用されていました。オータヴィアの名は、automobile(自動車)とaviation(航空機)の組み合わせに由来します。オータヴィア ダッシュボードタイマーの生産停止後もこの名前は残され、その後、当時のCEOジャック・ホイヤーがクロノグラフ搭載の腕時計に使うことを決断。1962年に新モデルを発表しました。一目でそれとわかる革新的なこの新しいタイムピースは、ラリーレースのエネルギーやエキサイティングさを体現したモデルであり、いかなる状況でも優れた視認性を確保していました。世界中のレーシングファン、そして軍関係者の間でも人気を博したオータヴィアは、1985年にその生産が終了するまで、大いに成功し、高い人気と評価を享受し続けました。そして今日、オータヴィアは7品番を揃える独自のコレクションとして、シリーズに由来する冒険と不屈の精神をテーマにしたデザインで新たに発表されます。


オータヴィアの世界がコンテンポラリーなスタイルに

 コックピットにインスパイアされたスタイリッシュなタグ・ホイヤーのオータヴィアは、このラインの歴史をルーツとする目を引くエレメントを特徴としています。ファンから愛されたオリジナルモデルのポイント - 機能、タイムレスなスタイル、そして数え切れないほどのバリエーション - も、バーゼルワールドで披露された新しい7つのモデルにはっきりと現れています。ステンレススティール製のオータヴィア、ケース径42 mmの3針モデルは、1960年代に製造されていた第1世代特有の丸みのあるオータヴィア・ケースと、面取りしたラグが特徴的です。双方向回転ベゼルはブラックセラミック製、ブルーセラミック製、またはステンレススティール製。60分スケール付きで、スポーティなイメージをさらに引き立てています。XLサイズのリューズは、特大のリューズを採用していたパイロット用の腕時計やタイマーからインスピレーションを得たもので、手袋を着用しながらでも操作しやすくなっています。オリジナルのオータヴィアは、どんな環境でも視認性が確保されていたことで知られていました。これは2019年バージョンでも変わることはありません。インデックスと時針・分針・秒針にはスーパールミノバ(SuperLuminova®)が塗布されており、暗い環境でもはっきりと時間を読み取ることができます。スモークダイヤルは、ブラック、グレー、ブルーを揃え、6時位置に日付表示窓を配しています。

 どんな冒険やスタイルにも適したストラップやブレスレットは、オータヴィア コレクションの全モデルで交換可能です。カーフスキンレザーストラップは、ダークブラウンもしくはライトブラウンをラインナップ。ステンレススティール製ブレスレット付属モデルには、ウォッチボックスの中にNATOストラップがセットされています。ブレスレットとストラップは、ケース下部にあるプッシュボタンを押せば、特に道具を使わずに自宅で簡単に交換できます。NATOストラップ、レザーストラップ、ステンレススティール製ブレスレットはそれぞれ別で購入できるため、お好きな組み合わせで自分だけのスタイルを作ることもできます。


ヘリテージと先進技術

 オータヴィアの3針タイムピースを動かすのは、クロノメーター認定を受けたキャリバー5です。オリジナルのオータヴィアは最新技術を駆使していたことで知られていますが、新作も同様です。新しいオータヴィアには、アヴァンギャルドな時計ブランドが今年初めに発表した、最先端のカーボンコンポジット製ヒゲゼンマイが搭載されています。このキャリバーとカーボンコンポジット製ヒゲゼンマイの組み合わせにより、このコレクションの全モデルにアイソグラフという特徴が生まれました。この商標名はギリシャ語のisoから取られたもので、「同等」を意味しています。つまりこれは、コンポーネントの一貫して安定した動きを示しているのです。

 機械式時計の心臓部として知られるヒゲゼンマイは、時計全体の機能に影響を与えることから、製作が最も難しい部品です。数学者、物理学者、科学者からなるタグ・ホイヤーのチームが、新たに開発されたこのヒゲゼンマイの立役者です。カーボン製ヒゲゼンマイは、伝統的な時計製造を大変革するだけでなく、この独占技術を搭載した時計の性能も大きく改善することになりました。タグ・ホイヤーのカーボンコンポジット製ヒゲゼンマイは軽量で密度が低く、重力や衝撃の影響を実質的に受けません。完全な同心円状の振動はヒゲゼンマイの幾何学によるもので、時計の精度も向上しています。最適な温度特性と空力弾性が、カーボンコンポジット製ヒゲゼンマイとアルミニウム合金製テンプを組み合わせることにより得られました。カーボンコンポジット製ヒゲゼンマイはヒゲ玉と一体化させて製造します。タグ・ホイヤーはこのようなヒゲゼンマイを作る唯一のマニュファクチュールであり、その設計および製造はラ・ショー・ド・フォンの自社内ラボラトリーで行っています。

 ステンレススティール製またはチタン製のケースバックに刻み込まれたプロペラとタイヤは、このコレクションの豊かな伝統を表しています。


大胆なブロンズ

 ステンレススティール製のオータヴィア3針モデルに加え、ブロンズ製でも2バージョンを発売します。ブロンズ製42mmケースのモデルは、スモークグリーンまたはブラウンのダイヤルに、ブラックまたはブラウンのセラミック製双方向回転ベゼルを装備しています。ブラウンダイヤルにブラウンセラミック製ベゼルを配したモデルには、ブラウンレザーストラップを、そしてグリーンダイヤルにブラックセラミック製ベゼルを配したモデルには、カーキのレザーストラップを組み合わせました。ケースバックはチタン製です。 この新しいコレクションには、タグ・ホイヤーのDNAがはっきりと反映されています。過去の成功にインスパイアされた新オータヴィアは、真のアイデンティティを有し、タグ・ホイヤーの世界や時計史の中に自らを刻んだオリジナルモデルを忠実に反映した新しいコレクションです。

TAG Heuer Autavia
タグ・ホイヤー オータヴィア

Ref.:WBE5112.FC8266
ケース径:42mm
ケース素材:ステンレススティール
ストラップ:ブラウンカーフスキン、ステンレススティール製ピンバックル
ステンレススティール製ブレスレット 防水性:100m(10気圧)
ムーブメント:自動巻、Cal.5(自社製の新イソグラフヒゲゼンマイ搭載)、38時間パワーリザーブ、毎時28,800振動(4Hz)、25石
仕様:時・分・秒・日付表示、クロノメーター認定、ブルーのダイヤルとベゼル

TAG Heuer Autavia
タグ・ホイヤー オータヴィア

Ref.:WBE5110.EB0173
ケース径:42mm
ケース素材:ステンレススティール
ストラップ:ステンレススティール製ブレスレットとNATOストラップ
防水性:100m(10気圧)
ムーブメント:自動巻、Cal.5(自社製の新イソグラフヒゲゼンマイ搭載)、38時間パワーリザーブ、毎時28,800振動(4Hz)、25石
仕様:時・分・秒・日付表示、クロノメーター認定、ブラックのダイヤルとベゼル

TAG Heuer Autavia
タグ・ホイヤー オータヴィア

Ref.:WBE5191.FC8276
ケース径:42mm
ケース素材:ブロンズ
ストラップ:ブラウンカーフスキン、ブロンズ製ピンバックル
防水性:100m(10気圧)
ムーブメント:自動巻、Cal.5(自社製の新イソグラフヒゲゼンマイ搭載)、38時間パワーリザーブ、毎時28,800振動(4Hz)、25石
仕様:時・分・秒・日付表示、クロノメーター認定、ブラウンのダイヤルとベゼル

TAG Heuer Autavia
タグ・ホイヤー オータヴィア

Ref.:WBE5190.FC8268
ケース径:42mm
ケース素材:ブロンズ
ストラップ:カーキカーフスキン、ブロンズ製ピンバックル
防水性:100m(10気圧)
ムーブメント:自動巻、Cal.5(自社製の新イソグラフヒゲゼンマイ搭載)、38時間パワーリザーブ、毎時28,800振動(4Hz)、25石
仕様:時・分・秒・日付表示、クロノメーター認定、グリーンのダイヤル、ブラックベゼル

※2019年3月時点での情報です。掲載当時の情報のため、変更されている可能性がございます。ご了承ください。

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