ラグビーワールドカップ2019日本大会のオフィシャル・タイムキーパーを務めるチューダー

　ワールドラグビーとのパートナーシップを結び、ラグビーワールドカップ2019日本大会のオフィシャル・タイムキーパーを務めるチューダー。2019年9月20日から11月2日まで行われる本大会。ラグビーにおける気高く勇猛果敢な精神は、チューダーにも同様に息づくものだ。

　30名のプレイヤーたちは、まさにその身ひとつでフィールドを駆け抜け、戦いを繰り広げる。激しいチームスポーツであるラグビーでは、スピード、パワー、大胆さ、そして卓越したチームスピリットが求められるのだ。連携に優れたディフェンスの前では、強引に歩みを進めるのは必ずしも得策ではない。そこではフィールドを広く使い、より柔軟な思考とプレーが求められる。そしてラグビーにおけるプロスポーツとしての20年以上の歴史の中で、その権威を失ったことは一度もない。なぜならプレイヤーは常に対戦相手やレフェリーに対する敬意を持ち、それはピッチ上はもちろんピッチの外においても変わらないからだ。ラグビーにおいてチームワーク、そして仲間であることの意識は伝統として受け継がれ続けているのである。

　 この気高く屈強なラグビーの精神は、まさにチューダーが1926年の創立以来持ち続けている哲学と通ずるものであり、2017年にチューダーの#BornToDareキャンペーンとラグビーとを結びつけた。ラグビーワールドカップ、ラグビーワールドカップセブンスに加え、チューダーは未来の名プレイヤーたちが活躍するU20のワールドカップもサポートを行っている。またワールドラグビーアワードともパートナーシップを結んでおり、そこでは毎年シーズンのベストチーム、ベストプレイヤーなどの選出がされている。今年はワールドカップ終了後の11月3日に横浜で開催される予定だ。その他にも1820年代にラグビーが生まれた英国の地において国際ラグビー殿堂のサポートも行っている。

ANOTHER RUGBY WORLD CUP
FOR TUDOR’S AMBASSADORS?

　4年に一度開催され、世界で3番目に大きいスポーツの祭典であるラグビーワールドカップ。それがアジアでは初となる日本で開催される。日本国内では前回のワールドカップにおける日本代表の躍進は記憶に新しい。チューダーがオフィシャル・タイムキーパーを務める今大会では、20チームがワールドチャンピオンのタイトルをかけて熾烈な戦いを繰り広げるであろう。最も有名なチームの一つ、ニュージーランド代表であるオールブラックスは2011年と2015年の2回の優勝を誇り、再びウェブエリスカップ（ワールドカップの優勝国に送られるトロフィー）を掲げるべく優勝を狙う。チューダーのアンバサダーを務める彼らは、勇猛果敢な精神を持ち、常に限界へと挑戦し続けているのだ。またマオリ族の伝統的な舞であるハカ。それは彼らに息づく伝統を体現するものであり、相手への敬意を示すために試合の前に行われる。勝率75%以上の類まれなる強さを持ち、剛柔組み合わされた戦術は本大会でも注目を浴びることは間違いない。だがワールドカップにおいて、何が起こってもおかしくないことも真実である。刻々と状況は変化し、ナショナルチームの差は日々縮まっているからだ。