
2026新作 パルミジャーニ・フルリエ「トンダ PF スポーツ クロノグラフ ウルトラサーメット ミネラルブルー」

素材と色彩が形づくる、プライベートラグジュアリー
パルミジャーニ・フルリエにおいて、イノベーションとは決して強いるものではありません。それは時間をかけて育まれ、伝統的な複雑機構を超えた新たな領域とりわけ、高機能素材や繊細な色彩のコントラストという新天地へとアプローチを広げていくものです。
パルミジャーニ・フルリエが、2026年の新作として発表した「トンダ PF スポーツ クロノグラフ ウルトラサーメット ミネラルブルー」は、高振動ムーブメントが刻むリズムとともに、この探求をさらに推し進めます。ここにおいて、ウルトラサーメットは建築的な言語となります。それは、自らが保護するムーブメントと同様の厳格な規律のもとで成形され、もはや「技術」としてではなく、そこに存在することが必然であるかのように感じられるのです。
ウルトラサーメット、構造の進化
ウルトラサーメットは、従来のセラミックとも、一般的な金属とも異なる革新的な素材です。これは金属元素であるチタンとセラミック成分である炭化チタンから成る合金です。微細な粉末を焼結技術によって加工することで、均質で堅牢な、極めて高密度な素材が生み出されます。
素材は焼結プロセスを経て一体化され、均質かつ構造的に極めて強固な結合組織となります。内部の不連続性や脆弱な境界は一切存在せず、ミクロのスケールで完全に統一された美しい構造が実現しているのです。
この内部の緊密な結びつきは、素材としての特性に直接現れます。ロックウェル硬度で92HRA、ビッカーズ硬度では約1,450HVに達するウルトラサーメットは、摩耗や表面の傷に対して極めて高い耐性を発揮します。エッジはどこまでもシャープな美しさを保ち、仕上げは深みを失わず、その完璧なフォルムは時間が経過しても決して揺らぎません。
腕に纏った瞬間、この卓越した技術の本質が五感へと伝わります。肌に心地よいひんやりとした質感をもたらし、抑制された金属的な透明感とともに光を反射しながら、繊細な色彩の移ろいを描き出します。こうした比類なき特性を実現するためには、専用の製造アプローチが不可欠です。切削加工にはダイヤモンド工具、厳密にコントロールされた加工サイクル、そして緻密な管理が求められます。スティールやチタンに比べて延性が低いため、組み立ての精密な調整が必要となる一方、サファイア部品との統合や100m防水を確実に保証するために、熱膨張率も厳格に管理されています。ウルトラサーメットは、単なる表面処理ではありません。それは、タイムピースという存在の「構造そのもの」を定義しているのです。

ウルトラサーメットが紡ぐ、完璧なる建築美
作品のすべてをウルトラサーメットで創り上げる――その壮大なビジョンを最初に描き、具現化したウォッチメゾン、それがパルミジャーニ・フルリエです。この「ミネラルブルー」のタイムピースには、その不屈の意思が妥協なく息づいています。42.5mmのケース、象徴的なローレット加工を施したベゼル、リューズ、プッシャー、さらにはピンバックルに至るまで、そのすべてに至高の素材が注ぎ込まれました。
艶やかなポリッシュ仕上げと、繊細なサテン仕上げが織りなす美しいコントラストは、この素材が持つ構造の気高さと圧倒的な密度を雄弁に物語ります。光はケースの表面を滑らかに伝い、過度なギラつきを抑えながら、その彫刻的な造形美を優美に際立たせます。秘められた強さは完璧にコントロールされ、現代的な佇まいは、どこまでも慎み深くその存在感を放っています。
ミネラルブルー 均衡の中に宿る深遠
ミネラルブルーは、ウルトラサーメットのグレーカラーに対して、鮮やかな色彩の対比をもたらします。
ブラックオール加工が施され、ブルーのクロノグラフカウンターを配したサテン仕上げのダイヤルは、光を一度吸収してから、深みとニュアンスを湛えて解き放ちます。ブラックオール加工を施し、手作業で取り付けられた18Kゴールド製のアプライドインデックスは、高い視認性と完璧なプロポーションのバランスを強化し、ルミノバのコーティングはあらゆる条件において最適な可読性を保証します。クロノグラフ針とスモールセコンド針が、このタイムピースの洗練されたアイデンティティをさらに引き立てています。
ミネラルブルーのラバーストラップは、ケースとの一体感を追求したアプローチで設計されています。内部を補強した立体的な構造によって優れた安定性とホールド感を確保する一方、表面に施された繊細なテクスチャーは織物の質感を思わせる洗練さを醸し出します。
手首にしなやかに馴染み、精密にフィットするこのストラップは、ストレスを感じさせることなく腕の動きに追従し、時計全体の設計と思想を体現しています。そのパフォーマンスは常に抑制されており、主張することはありません。ウルトラサーメット製のピンバックルによって固定されることで、ケースから肌に触れる接点にいたるまで、完璧な素材の一貫性が保たれています。色彩はあくまでも控えめに抑えられ、素材そのものが主役となっているのです。

キャリバー PF070:5Hzが刻む規律
「トンダ PF スポーツ クロノグラフ ウルトラサーメット ミネラルブルー」の心臓部では、C.O.S.C.認定を受け、毎時36,000振動を誇る自社製キャリバー「PF070」が時を刻みます。
この高振動の構造は、65時間のパワーリザーブに支えられ、優れた時間精度の安定性と、クロノグラフによる短時間計測の正確性を高めています。288個のパーツと42石の機能石で構成され、厚さを6.95mmに抑えたこのムーブメントには、プロポーションと仕上げに対するパルミジャーニ・フルリエの厳格な基準が完璧に反映されているのです。
サファイアクリスタルのケースバックからは、サテン仕上げが施されたオープンワークのブリッジがその美しい造形美を覗かせ、さらにポリッシュ仕上げとサンドブラスト加工を組み合わせた22Kローズゴールド製のスケルトンローターが彩りを添えます。
ムーブメントが刻む「リズム」、そしてウルトラサーメットが語る「構造」。その二つが完璧に融合しているのです。
スポーティ エレガンス
「トンダ PF スポーツ クロノグラフ ウルトラサーメット ミネラルブルー」において、素材の革新は、ムーブメントに捧げられる厳格な規律です。
ウルトラサーメットは構造的な純粋さ、卓越した硬度、そして永続的な表面の健全性をもたらします。ミネラルブルーは深みと調和を導入し、キャリバー「PF070」が高振動の精密さを保証するのです。
アクティビティ、旅、そして自ら選んだ豊かさの時間の間を行き交う、現代のライフスタイルに寄り添うよう設計されたこのクロノグラフは、一目でそれとわかるエレガンスに支えられ、高いパフォーマンスと魅惑的な美しさを融合させています。
パフォーマンスは途切れることなく発揮され、スタイルは自然に主張し、タイムピースは常に正確さを保ちながら、時とともに進化を遂げていくのです。
Tonda PF Sport Chronograph Ultra-Cermet Mineral Blue
トンダ PF スポーツ クロノグラフ ウルトラサーメット ミネラルブルー
Ref:PFC931-1020024-400182
ケース径:42.5mm
ケース厚:13.3mm
ケース素材:ポリッシュとサテン仕上げのウルトラサーメット
防水性:100m
ストラップ:ミネラルブルーのラバー、ウルトラサーメット製ピンバックル
ムーブメント:自動巻き、Cal.PF070(自社製)、毎時36,000振動(5Hz)、約65時間パワーリザーブ、42石
仕様:時・分・秒(スモールセコンド)表示、クロノグラフ、ローレット加工ベゼル、ブラックオール加工の18Kゴールド製時針と分針、ブラックオール加工のスティール製クロノグラフ針と秒針、ブラックオールダイヤルにミネラルブルーのサブダイヤル、ブラックオール加工の18Kゴールド製アプライドインデックス、シースルーケースバック
価格:要お問い合わせ

※2026年7月時点での情報です。掲載当時の情報のため、変更されている可能性がございます。ご了承ください。








