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スイス時計界伝説のリーダー「ジャン・クロード・ビバー」がノルケインの取締役会顧問に就任

 2022年6月8日。スイス時計産業において最も若い平均年齢35歳のアグレッシブなチームでもあるノルケインは、ノルケインの挑戦をさらに飛躍させる伝説の人物、ジャン・クロード・ビバーを経営顧問に迎えました。彼は関わったすべてのブランドを成功に導いてきた時計業界のレジェンドです。

 ノルケインとジャン・クロード・ビバーは、デジタル化とスマートウォッチの時代に機械式時計への情熱を広めることを共通の目的としています。ノルケインの使命は、若い世代の人々、挑戦の精神を持ち続ける人々にスイス製の時計のすばらしさを伝え、人生の中で楽しんいただくことです。この使命を全うするべくノルケインが取り組んできた活動についてジャン・クロード・ビバーは心から共鳴しています。

  スイス時計の未来を拓くというノルケインのミッションに共鳴した「ジャン・クロード・ビバー」が参画したことで、ノルケインはさらなるステージへ進みます。家族経営による独立ブランドの価値を高めるとともに、ジャン・クロード・ビバーとノルケインチームは、革新的で持続可能な素材を用いた画期的な新製品ラインの開発を加速させます。

 ジャン・クロード・ビバーは次のように述べました。

「現在、スイス時計の第一線で活躍している若い世代と共に挑戦をはじめることは、スイス時計産業への恩返しであり、私が常にやりたかったことです。私自身、 20歳から40歳は学び、40歳から60歳は得た知識を活かし、今は、時計界を揺るがす若い才能と私の経験やノウハウを分かち合いたいと考えています。ノルケインの若くてダイナミックなチームと、彼らのスイス時計産業に対する情熱に共感し、サポートできることをうれしく思っています。 今年の初めに発表したように、私は 2023年に息子のピエールとともに、自分の高級時計ブランド「 JC Biver」を立ち上げる予定です。同時に、ノルケインのアドバイザーを務めることで、スイス時計産業にとって不可欠な価格帯のエキサイティングなブランドと関わることができるのです。さまざまな価格帯で強力なスイスの独立ブランドが存在することは非常に重要であり、ノルケインは現状に満足せずエキサイティングな挑戦を行っています」。


画期的な新製品コンセプト

 ノルケインS.A.のCEOベン・カッファーは喜びを語ります。「スイス時計業界の偉大な人物の一人と一緒に仕事をする機会を得たことは大変光栄なことです。ジャン・クロードと一緒に働き、若いチームが最高峰に挑戦しつづける活力を生み、数々のイノベーションを通じてブランドをさらに発展させていけることに非常に興奮しています。ジャン・クロードは、彼自身の家族経営のブランドを同時に立ち上げていくため、間違いなくモチベーションの高い議論や、貴重なアイデアや経験の交換につながるでしょう」。ジャン・クロード・ビバーは、革新的なマーケティングと販売コンセプトを開発するために、すでにチームと何度もワークショップを重ねています。今後は、 CO2ニュートラル認証の取得や、 2022年秋に発表される、環境に優しく頑丈で超軽量な革新的製品ラインの開発などで、時計業界のアイコンであるジャン・クロード・ビバーがノルケインブランドをサポートしていくことになります。この新しいコラボレーションは、独立ブランドであるノルケインの長期的なビジョンを強く印象づけるものです。


スイス時計業界の中心となる最年少チーム

 ノルケインの経営戦略は、「若いチーム、大胆な決断」。このモットーをもとに、ムーブメントメーカー ケニッシ社とのパートナーシップによる製品開発、 NHL選手会、ウルトラクスとのパートナーシップなどを推進してきました。これらの実績は独立ブランドとしてのノルケインの評価を確立する上で極めて重要な出来事でした。また、すべての新製品にヴィーガン認証のストラップを使用することの確約、ネパールの子どもたちに教育の機会を提供するバタフライ・ヘルプ・プロジェクトとのコラボレーションは、ノルケインが環境と社会の課題に真摯に取り組んでいることを物語っています。ワイルドライフアンバサダーの「ディーン・シュナイダー」、アイスホッケー界のスター「マーク・ストライト」や「ローマン・ジョシ」など、スポーツ、文化、起業の世界で活躍する先駆者たちが、冒険、自由、自立というブランドの価値を表現しています。ジャン・クロード・ビバーは、「ノルケインについては創業以来、注目してきましたが、この短期間に世界中で達成したチームの成果に一貫して感銘を受けています。このブランドの価値観は私の価値観と一致しており、私は彼らと共に新たな頂上を目指し、持続可能な新素材を用いた革新的な製品を開発することを楽しみにしています」と述べています。


ノルケインの価値を高め、さらなる頂点を目指す

 ノルケインが創業して2年後にCOVID-19が世界を襲いました。しかし、厳しい状況下においてもノルケインは全世界での売上を2021年に50%以上増加させたのです。この家族経営による独立ブランドの成功は、冒険的な精神をもつ顧客のために時計を製造し、かつ自分たちも冒険的な時計メーカーとして挑み続けるというブランドの方向性が評価された証であり、ノルケインのスタイリッシュな製品コレクションがもたらした結果だといえます。ノルケインの全製品は、最も厳しい品質基準を満たし、すべての時計は業界をリードするパートナーサプライヤーと共同開発されています。ジャン・クロード・ビバーがノルケインに関わることで、このブランドの未開発のポテンシャルを最大限に引き出すことができるでしょう。スイス時計をこよなく愛するジャン・クロード・ビバーがノルケインに共鳴したことは、ブランドとして正しい方向に進んでいることの示すものです。「今日、スイス時計業界に真に独立した時計ブランドはほとんど存在しません。その意味でノルケインは稀有な存在です。株主のプレッシャーがない分、長期的なビジョンとそこに到達するための道筋を自由に描ける。これがイノベーションへの扉を開くのです」と、ジャン・クロード・ビバーは語っています。ノルケインS.A.会長のマーク・カッファーは、「ジャン・クロードを取締役会の顧問として迎えることができ、大変うれしく思います。彼の経験、ビジョン、業界における人脈は、当社の将来の発展にとって大きな財産となるでしょう」と述べています。ノルケインの戦略の一つは、 "your life, your way"というスローガンに表れているように、これまでとは異なる方法で物事を行うことです。ジャン・クロード・ビバーとのコラボレーションは、この戦略の自然な流れであり、ブランドのファンには、伝説的な改革者の精神が、ブランドの活動や将来の製品デザインに吹き込まれることを期待してもらえるでしょう。

 2018年に設立されたノルケインは、スイス時計業界の中心地であるニドー(ビール/ビエンヌ)にある完全に独立した家族経営のスイス機械式時計ブランドです。スイス時計の新しい頂点に挑み続けるノルケインは、アドベンチャー、フリーダム、インディペンデンスの 3つのコレクションがあり、すべての時計は機械式ムーブメントを搭載しています。 2020年には、ムーブメント製造ファクトリーのケニッシ社と共同で製造した2つのマニュファクチュールキャリバーを発表しました。ノルケインは、全米ホッケーリーグ選手協会( NHLPA)の誇り高いパートナーであり、スペングラーカップダボスの公式タイムキーパーです。また 2020年7月には、スイスのランニングブランドである Onとともに、 2回目のノルケイナーチャレンジを開催しました。ノルケインは、ヨーロッパ、日本、米国などの主要な国々で販売されており、スイスのブヘラーやキルショッフェル、ドイツのヴェンペ、英国のウオッチオブスイッツァランド、米国のウエスタイム、トルノー、ゴブバーグ、カナダのローロ、ドバイのアーメッドセディキ&サンズ、日本では 30店舗以上の名だたる正規販売小売店で展開されています。また 2021年12月にはノルケイン初のフラッグシップブティックをスイス・ツェルマットにオープンしました。

※2022年6月時点での情報です。掲載当時の情報のため、変更されている可能性がございます。ご了承ください。

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