オーデマ ピゲがロイヤルオーク50周年を記念するパイオニアブック、「ロイヤル オーク:革命児から、英雄へ。」を出版
オーデマ ピゲとラグジュアリーブック出版社アスリーヌが、「ロイヤル オーク:革命児から、英雄へ。」と題したラグジュアリーブックを出版しました。著者は著名な文芸ジャーナリストで受賞歴も多く、GQイギリス版の副編集長を務めたビル・プリンス。幅広い文化的な観点からロイヤル オークの歴史を紹介しています。オーデマ ピゲ ヘリテージ部門が提供する新たなアーカイブ資料に光をあてると同時に、ブランドの古くからの友人たちの貴重な証言を紹介しています。生き生きとした文章のあちこちに、この50年間の優れたアート、建築、ファッション、音楽、文化の歴史を示す画像やイラストが散りばめられています。この大胆なタイムピースが革新を求める人々と世界のインフルエンサーたちに愛されてきた様子を物語ります。二つのブランドは共に、ロンドン、ニューヨーク、ロサンゼルスで本の出版記念イベントを近日中に行います。
「ロイヤル オークの美:この本では、「革命児から、英雄へ。」という歩みが現代性と豊かな史実の中にスムーズに溶け込んで語られています。過去と未来をつなぐ橋として、この象徴的なタイムピースが伝えるヘリテージとその成功に貢献した人々を称えています」と、オーデマ ピゲ CEOのフランソワ-アンリ・ベナミアスは語っています。
文化的な観点から見るロイヤル オークのヘリテージ
「ロイヤル オーク:革命児から、英雄へ。」では、1972年に発表されたロイヤル オークがいかにセンセーショナルであったか、手仕上げのステンレススティールケースに当時最薄の自動巻き機械式ムーブメントを搭載したこのウォッチが、以降数十年にわたり世界各地で高い人気を得ることとなった経緯が語られています。スティールという素材が初めてゴールドに並ぶステータスに引き上げられました。1960年代、70年代の文化・芸術・工業の面で起きた大きな変化にインスパイアされ、この未来志向のタイムピースはアクティブでカジュアルなライフスタイルをいち早く体現しました。スポーティさと洗練さを組み合わせた新しいラグジュアリーウォッチの時代を切り拓いたのです。
当時のオーデマ ピゲ CEOだったジョルジュ・ゴレイは次のように述べています。「スポーティでスタイリッシュ、夜の社交にも昼間の活動にもフィットする、現代のメンズテイストにふさわしいモデルを創造することが求められていました」
当初は異端児として生まれたものの、自由なスピリットを求める若い層がロイヤル オークに注目し、最先端技術と伝統のクラフツマンシップを併せ持ったこの大胆なウォッチの人気が高まりました。ロイヤル オークは以来、イノベーションのキャンバスとして、芸術、音楽、建築、スポーツが行き交う表現の場となりました。今日ロイヤル オークは時計づくりにとどまらず、絶えず変化する世界の中で時を超えたオブジェとして進化を続けています。このウォッチの物語に貢献した全ての人々による自由な創造、若々しい思想が体現されています。
ロイヤル オークのユニークで文化的な旅を著したビル・プリンスは、彼の言うところの「ロイヤル オーク世代」について語っています。それはこのタイムピースの発売時から時代の変化を共に生き、人生の目標や成果も、ウォッチにインスピレーションを与えた世界の文化的な運動の影響を受けたウォッチ愛好家の人々です。その中にはケヴィン・ハート、ビャルケ・インゲルス、エル・マクファーソン、マーク・ロンソン、セリーナ・ウィリアムズ、ニン・ゼタオなどがいます。
二つのパイオニア ブランドの出会い
この野心的なプロジェクトにあたり、オーデマ ピゲはラグジュアリー出版社のアスリーヌと提携しました。「ロイヤル オーク:革命児から、英雄へ。」は二つのブランドが希求するヘリテージと革新の見事な融合、クラフツマンシップ、精度、エクセレンスへの熱心な貢献を物語っています。両社により、時を超えたデザインオブジェ、そしてロイヤル オークの文化について語るリファレンスブックが生まれました。世代を超えて引き継がれる長期的な文化の創造に向かって、熱心に努力する二つのブランドの姿勢がよく表されています。
「ロイヤル オーク:革命児から、英雄へ。」は現在、アスリーヌのネットワークで入手可能です。
「この本の仕事をすることは私の夢でした。きちんとした 枠の中に大きな自由があります。この本はパワフルで精密。まさにロイヤル オークのDNAそのものが紙になったようなものです」と、アスリーヌの共同創設者プロスパー・アスリーヌは述べています。
この本について
サイズ:31×39cm
ページ数:296
イラストの数:400
価格:$250 - €250 - £195
ISBN:9781649800596
ビル・プリンスについて
ビル・プリンスは多くの賞を受賞したジャーナリストで、ラグジュアリー、文化、メンズスタイル、ウォッチ分野のエキスパートです。GQイギリス版の副編集長を務めた後、現在はWallpaperの主席アクティングエディターです。そのかたわら、ビルはDaily Telegraphにメンズスタイルとラグジュアリーのエキスパートとして執筆するほか、Vanity Fair On Timeの貢献メンバーでもあります。2020年からビルはジュネーブウォッチメイキンググランプリのアカデミーメンバーで、2021年には審査員を務めました。
アスリーヌについて
プロスパーとマルティーヌ・アスリーヌが1994年、パリに創設した初の文化ラグジュアリーブランド。二人が創刊したのはこれまでにないコンテンポラリーなスタイルの書籍。二人の豊かな経験を生かし、奥行きの深いビジュアルな物語、説得力のある語り口でつづる本です。
文化、知識、旅への興味と情熱をベースに、アスリーヌは3つのメインコレクションのもと1,700タイトルを発行してきました。特別エディションやユニークライブラリーアクセサリーを含む、インスピレーションにあふれた傑作を集めています。過去25年間、アスリーヌは世界各地の主要都市に国際的ネットワークを築いてきました。また、キュレーター付のライブラリーサービスも行っています。お客様と共に世界に一つしかないオーダーメイドのライブラリーをデザイン・開発・制作することを実現しています。クリエイティブな才能あるエキスパートのチームには創立者の息子であるアレクサンドルも加わり、ラグジュアリーのコンセプトを新たなものに進化させています。アスリーヌのコラボレーションは、世界各地の著名ブランド、アーティスト、写真家、作家、デザイナーたちと行われます。
二つとないシグネチャースタイル、エレガントなノウハウを開発し、モダンで新た出版の世界を作り出しました。www.assouline.com
※2022年9月時点での情報です。掲載当時の情報のため、変更されている可能性がございます。ご了承ください。