2023新作 オーデマ ピゲから新たに、初めてケースとブレスレットにブラックセラミックを採用した「ロイヤル オーク オフショア クロノグラフ」が登場
オーデマ ピゲがロイヤル オーク オフショア クロノグラフ 42mmの新モデルを発表しました。今回初めてケースとブレスレットにブラックセラミックを採用し、ブラックのプチタペストリーダイヤルと共にコンテンポラリーなモノクロデザインをアピールしています。フライバック機能を備えた一体型クロノグラフのキャリバー4404を搭載しています。
これまでにないデザイン
ロイヤル オーク オフショア コレクションは当初から素材のバリエーションを積極的に展開しています。スティールやゴールドに加えてチタン、フォージドカーボンなどの素材を展開し、技術とデザイン、洗練と耐久性の完璧なバランスを目指しています。
新リファレンス26238CEはこの動きの中で生まれました。ケースとブレスレットがすべてセラミック製という最初のロイヤル オーク オフショアです。2時と4時位置にありクロノグラフを操作するプッシュボタン、そして3時位置にあるリューズもセラミック。ベゼルをケースに固定する8個のホワイトゴールドのビスがコントラストで浮き上がります。ビスはダイヤルの8個の蓄光処理が施されたアプライドアワーマーカーに呼応、ケースバックはチタンです。
読みやすさを工夫
ダイヤルはケース、ブレスレット、プッシュボタン、ベゼル、リューズと同じマットなブラック。これまでゴールドまたはチタンのRef.26238にだけ使われていた特徴的なプチタペストリー模様が使われています。これまでのモデルは素材のカラーバリエーションをアピールしてきましたが、この新モデルはフルブラックという初めてのモノクロ タイムピースです。このチャレンジはタイムピースに美しい深みを与えています。
表示を読みやすくするため、さまざまな仕上げが開発されました。どのカウンターの針もホワイトで、ディスクの白いアラビア数字とのコントラストをアピール。
センターの太い2本の針は蓄光処理が施され、その周囲にデイトのサークル窓(3時位置)とロイヤル オーク オフショアの象徴的な3つのカウンターである6時位置のスモールセコンド、9時位置の分カウンター、12時位置の時カウンターを配置しました。コレクション特有の縦並びの構成を維持しています。2021年に導入されたように、時カウンターとスモールセコンドの配置を逆にし、時と分が上から下に読めるようになっています。
ノウハウとテクノロジーの融合
今回使われたセラミックは繊細な仕上げによりきめ細かなニュアンスを出しています。マニュファクチュールのクラフツマンたちは3つのチャレンジに挑むにあたり、如何なる妥協も許しませんでした。オーデマ ピゲの求める最高水準の品質と仕上げを達成すること、非常に硬い素材であるセラミックの加工をマスターすること、ロイヤル オーク オフショアの複雑な形状をポリッシュとサテンで美しく仕上げることです。
セラミックの正確な組成は明かされていませんが、基本的にはジルコン酸化物パウダーと独自の溶剤が使われています。均一なカラーは1,000℃以上の炉で焼いた後に出現します。
全ての部品はポリッシュもサテンもまず下磨きを行った後に本磨きを行います。ヘアライン、アングル、面取りは全て手作業で綿密に仕上げられ、ブランドのシグネチャーであるポリッシュとサテンを交互に並べます。素材の特徴とカラーを最大限に生かし、素材のニュアンスを美しくアピールします。
最高性能のフライバック クロノグラフ
この新しいロイヤル オーク オフショア ブラックセラミックは一体型自動巻きクロノグラフ、キャリバー4404を搭載。軸歯車、フライバック機能を備え、従来のクロノグラフと違い、ストップしゼロに戻すことをせずに再スタートさせることができます。
軸歯車は垂直クラッチを備え、プッシュボタンの押し心地をソフトにします。クロノグラフ作動中も停止時も針は素早く作動し、タイムラグや針ブレがありません。特許保持のゼロ合わせシステムにより、クロノグラフの全ての針は瞬時に垂直に戻ります。
チタンのサファイアケースバックを通してクロノグラフの軸歯車の作動する様子を見ることができます。ゼロ合わせのプッシュボタンを押すと、レバーの動きによりハンマーがセンターカムを打ち、歯車とクロノグラフ針をゼロに戻します。さらにケースバックから見える22KピンクゴールドのローターにはAPのイニシャルがエングレービングされ、ロイヤル オーク オフショアの歴史的な特徴を反映しています。ムーブメントに施された洗練された仕上げは、コート・ド・ジュネーブ、パール、サテン、サーキュラー、ポリッシュ面取りなどです。
歴史の延長上に
この新しいロイヤル オーク オフショアは1993年に誕生したコレクションの30周年を記念して発売されます。コレクションはこれまでムーブメント、素材、仕上げ、ダイヤルを次々と進化させてきました。
モノクロのセラミックを外装全体に使い、プチタペストリー模様のダイヤルを採用。これは現在のロイヤル オーク オフショアでは3モデルにしか使われていません。今回の新しいリファレンスはコレクションへの尊敬を込めたコンテンポラリーなトリビュートです。
Royal Oak Offshore Chronograph
ロイヤル オーク オフショア クロノグラフ
Ref:26238CE.OO.1300CE.01
ケース径:42.0mm
ケース厚:15.3mm
ケース素材:ブラックセラミック
防水性:10気圧
ストラップ:ブラックセラミックのブレスレット、チタンのAPフォールディングバックル
ムーブメント:自動巻き、Cal.4404、約70時間パワーリザーブ、40石、毎時28,800振動(4Hz)
仕様:時・分・秒(スモールセコンド)・日付表示、フライバック クロノグラフ、「プチタペストリー」模様のブラックダイヤル、ブラックカウンター、蓄光処理を施したホワイトゴールドのアプライドアワーマーカーとロイヤルオーク針、ブラックのインナーベゼル、反射防止加工サファイアクリスタルとチタンサファイアケースバック、ブラックセラミックのプッシュボタンとプッシュボタンガードとネジ込み式リューズ
限定:ブティック限定
価格:10,450,000円(税込)
※2023年2月時点での情報です。掲載当時の情報のため、変更されている可能性がございます。ご了承ください。