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2023新作 伝統とイノベーションが融合したクロノメーター認定、ジュネーブ・シール取得のエクスクルーシブなクロノグラフ。ショパール「L.U.C 1963 ヘリテージ クロノグラフ」

 洗練された佇まいと比類のないメカニカルパフォーマンス - それを実現したのが、ショパール マニュファクチュールがこだわるオート・オルロジュリーの品格に満ちた、エクスクルーシブなシリアルナンバー入り25本リミテッドエディション、「L.U.C 1963 ヘリテージ クロノグラフ」です。今回登場した新作の手巻きフライバッククロノグラフの42mm径ケースには、従来のステンレススティールを上回る特性を持つショパール オリジナルのルーセントスティール™が採用され、ブリティッシュグリーンカラーの文字盤をあしらい、クロノメーター認定を受けた高精度のムーブメント「L.U.C 03.07-L」が搭載されています。卓越した機能を誇るこのキャリバーは、存在自体がアート作品と言えるでしょう。伝統的なクロノグラフの特徴を体現したタイムレスなデザインの「L.U.C 1963 ヘリテージ クロノグラフ」は、誉れ高いジュネーブ・シールも取得しています。


多彩なディテール

 クロノグラフは、最も複雑なコンプリケーションのひとつです。ショパール マニュファクチュールでは、使いやすさを重視しつつ機能面を充実させることで、クロノグラフキャリバー「L.U.C 03.07-L」の素晴らしい品質を確立しています。ムーブメントは、ショパール独自のスティールであるルーセントスティール™製ケースに格納されています。80%がリサイクル由来の素材で構成されたこのスティール合金は、通常のステンレススティールを上回る硬度を実現し、高い光度と皮膚適合性を特長としています。クラシックな42mm径のラウンドケースに、マッシュルーム型のプッシュボタンを2つ配したデザインが、このモデルが持つスポーティーさを際立たせています。ブラウンカーフレザーストラップには、コントラストカラーのライニングと、文字盤のカラーに合わせたグリーンステッチが施されています。

 文字盤には、12時位置の「L.U.CHOPARD」ロゴを起点に、放射状のサンバースト模様が施されています。日付表示をなくすことにより、シンプルで優美な印象が生まれ、丸みを帯びたアラビア数字を使用したアワーマーカーは、自動車のタコメーターを連想させる2つの数字で表示されています。05から60までの数字は、クロノグラフの分・秒表示も兼ねています。シースルーケースバックから眺めることができるムーブメントには、最上級の仕上げが施されています。地板とブリッジにはゴールド仕上げをあしらっていますが、ブリッジ上部には未加工のニッケルシルバーが採用され、キャリバー「L.U.C 03.07-L」の外観にコントラストと奥行感を演出しています。ローター不在の構造により、さらにすっきりとした視覚効果を生み出しています。

希少でエクスクルーシブなキャリバー

「L.U.C」コレクションのクロノグラフムーブメントは、他とは一線を画す特性を備えています。2012年に開発されたキャリバー「L.U.C 03.03-L」は、ショパール マニュファクチュールの発展と成熟を象徴する大きな一歩となりました。初の自社製クロノグラフムーブメントとなるこの自動巻きキャリバーは、インテグレート構造を採用し、ベース部にモジュラー式の機能プレートを追加したベースキャリバーではなく、全体が一体化したデザインとなっています。

 このキャリバーは、日付表示あり/なし、手巻き/自動巻きといった、さまざまなバージョンで展開され、「L.U.C クロノ ワン」、「L.U.C 1963 クロノグラフ」、そして「ミッレ ミリア クラシック XL 90周年 リミテッドエディション」など、希少性の高い限定コレクションに搭載されてきました。わずか25本限定でローンチする「L.U.C 1963 ヘリテージ クロノグラフ」もまた、この特別なラインナップに名を連ねるモデルです。


使いやすさを重視した認定クロノグラフ

 日付表示を持たない手巻きキャリバー「L.U.C 03.07-L」は、「L.U.C 03.03-L」の後継として開発されました。ショパールの研究開発チームによる先進機能が反映されたキャリバーは、4つの開発特許を取得しています。まず注目すべきは、4時位置のプッシャーによって、カウンターをゼロリセットすることなく、連続した計時が可能なフライバックです。1本の直線変位レバーで、エラスチックアームを持つ3本のハンマーを回転させる極めて珍しいハンマーシステムです。一連の動きにより、確実な操作性と他では得られないソフトな感触を実現しています。キャリバーの品質だけでなく、ショパール マニュファクチュールの時計職人が「L.U.C 03.07-L」に注いだ熱意を象徴する触覚的要素です。

 また、バーティカルクラッチシステムにより、クロノグラフ針のスタートにおける信頼性がさらに向上しています。リューズを引き出すと、6時位置のスモールセコンドがリセットされ、ゼロ位置にキープされます。これは、「L.U.C 1963 ヘリテージ クロノグラフ」のクロノメーターに由来する機能で、基準時刻との正確な同期を可能にします。「L.U.C」コレクションに共通するこの特性には、ショパール共同社長カール-フリードリッヒ・ショイフレが自社製のタイムピースにおいて精度を追求する姿勢が反映されています。この精度は、文字盤上に「Choronometer」の文字で表示され、スイス公式クロノメーター検査局(COSC)のクロノメーター認定を受けています。

優れた製造技術

 今回の手巻きキャリバーは、「L.U.C 03.07-L」をさらなる高みへと昇華させました。ケースバックからクロノグラフの主要パーツが視覚的に楽しめるようにデザインされ、ローズゴールドカラーをバックに、ロジウム加工が施されたブリッジ、切替レバー、アーム、コラムホイールが美しいコントラストを描いています。コントラスト効果は、さまざまな表面仕上げを併用することによって一層深められています。地板にはサーキュラーグレイン仕上げ、クロノグラフパーツにサテン仕上げ、そしてブリッジにはコート・ド・ジュネーブ装飾が用いられています。コート・ド・ジュネーブ装飾には、光沢感のあるニッケルシルバー合金が採用されています。

 ニッケルシルバーは表面に生じたすり傷を研磨で消すことができないため、わずかなミスも許されません。熟練職人の手で切面が研磨され、光沢感のあるワイヤーでアウトラインが描き出されます。曲線、凹凸、角、先端といった複雑なフォルムのパーツに、見事な職人技がさらなる輝きを与えています。このモデルは、ショパールが追求する要素である、高度な技術やデザイン性を備えた時計のみに与えられる、ジュネーブ・シールを取得しています。


L.U.Cコレクション:時計製造におけるファインクラフツマンシップ

「L.U.C 1963 ヘリテージ クロノグラフ」タイムピースの物語は、四半世紀前にカール-フリードリッヒ・ショイフレの指揮のもと、オート・オルロジュリーの芸術的職人技と高級時計の伝統にオマージュを捧げて開発した「L.U.C」ウォッチコレクションの誕生から始まります。初代「L.U.C 1860」が発表された1997年以降、「L.U.C」コレクションは年を経るごとに常に洗練された複雑機構を追加してきました。これらの機構のほとんどが極めて独創的で、スイス時計製造の最高基準に従い、ジュネーブおよびフルリエにあるショパールのアトリエでデザイン、組立て、装飾が行われ、認証を取得したタイムピースに搭載されています。こうしたコレクションの崇高な歴史を反映して誕生した「L.U.C 1963 ヘリテージ クロノグラフ」は、卓越した創造性と新鮮な驚異をもたらすメゾン ショパールの傑出した才能を体現しています。

L.U.C 1963 Heritage Chronograph
L.U.C 1963 ヘリテージ クロノグラフ

Ref:168556-3002
ケース径:42.00mm
ケース厚:14.55mm
ケース素材:ルーセントスティール™
防水性:50m
ストラップ:グリーンカラーのライニング&ステッチを施したブラウンカーフスキンストラップ、L.U.Cの刻印を施したスティール製ピンバックル
ムーブメント:手巻き、Cal.L.U.C 03.07-L、約60時間パワーリザーブ、毎時28,800振動(4Hz)、38石、COSC(スイス公式クロノメーター検定局)認定、ジュネーブ・シール取得
仕様:時・分・秒(スモールセコンド)表示、スモールセコンドのゼロリセット、フライバッククロノグラフ、2‐3時位置に30分積算計、9‐10時位置に12時間積算計、ストップセコンド機能、PVD加工のグリーンカラー文字盤、シースルーケースバック
限定:25本
価格:4,554,000円(税込)

※2023年4月時点での情報です。掲載当時の情報のため、変更されている可能性がございます。ご了承ください。

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