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2023新作 ブルガリのヘリテージにインスパイアを受けた新作、ブルガリ「モネーテ カテーネ」「モネーテ カテーネ デュアルタイム」が「ジュネーブ・ウォッチ・デイズ2023」にて登場

 2023年の新作としてブルガリより、ブルガリのスタイルの真髄を支える古代ローマとギリシャのすばらしいアンティークの宝を示しつつ、豊かなボリュームで洗練と卓越した美を表現しインスピレーションを与える「モネーテ カテーネ」「モネーテ カテーネ デュアルタイム」が登場します。 ブルガリのヘリテージにインスパイアを受けた「モネーテ カテーネ」「モネーテ カテーネ デュアルタイム」は2023年8月29日より開催される「ジュネーブ・ウォッチ・デイズ2023」にて発表されます。

「モネーテ カテーネ デュアルタイム」リストウォッチにあしらわれた2枚のコインはローマ帝国を統治した皇帝セプティミウス・セウェルス、女神と崇められた皇妃ユリア・ドムナの伝説的なカップルのものです。また、「モネーテ カテーネ」ウォッチには、かのカラカラ帝の肖像が描かれたデナリウス銀貨1枚が配されています。

 時を刻むローマン ジュエラーと称されるブルガリの豊かで創造性あふれるヘリテージには、ジュエリーとしてのウォッチの類まれな表現を発見することができます。60年代半ばにニコラ・ブルガリが発表した革新的ピース、「Gemme Nummarie(貨幣の宝石)」に着想を得た「モネーテ カテーネ」は、ブルガリのクラフツマンシップと芸術性の極みを体現した新作タイムピースです。歴史を力強く象徴する貴重なアンティークコインが、精巧に作られた彫刻的なウォッチケースを別次元へのものへ昇華させます。ゴールドにダイヤモンドをセットしたハイジュエリーのタイムピースは1940年代のカーブチェーンを想わせるブレスレットが流れるように手首に寄り添います。「モネーテ カテーネ デュアルタイム」はブルガリが1970年代に発表した腕時計からインスピレーションを得つつ、ハイジュエリーの視点からブルガリの歴史の一章を振り返ったモデルです。これらの貴重な時計のクリエイションの内部でひそやかに鼓動するのが小型化された機械式ムーブメントの至宝、「ピコリッシモ」です。


時を超えた、確かなスタイル

 時代を超越して古代ローマとギリシャの偉業を証言しているアンティークの貴重なコインは、ローマとギリシャにルーツを持つブルガリのスタイルを本質的に表現しています。ブルガリは紀元1世紀ローマ時代のジュエリーにインスパイアされた美学に基づき1930年代からは洗練されたオブジェに、また1960年代からはジュエリーに、古代のコインをあしらったクリエイションを発表してきました。アンティークコインというユニークな歴史の証人にかねてより特別な魅力を感じていたニコラ・ブルガリは1966年、初代「モネーテ」ウォッチでこのヘリテージから不朽のクリエイションを生み出すというアイデアを思いつきました。そしてこのたび、ブルガリは新しい「モネーテ カテーネ」を覆うカバーにセットするため、歴史における重要性を考慮し希少なコインを厳選しました。「モネーテ カテーネ デュアルタイム」の2枚のコインは、ローマ帝国を統治したセプティミウス・セウェルス皇帝(在位西暦193年~211年)と女神と呼ばれたユリア・ドムナ皇妃カップルのものです。「モネーテ カテーネ」には西暦198年から217年までローマ帝国を治めた、カラカラ帝の肖像が描かれたデナリウス銀貨があしらわれています。彼の治世に鋳造されたこのコインは、カラカラ帝の天才的な戦略性を表現しています。

建築的な美しさ

「モネーテ カテーネ」は洗練された魅力と卓越した美学によりゴールドとダイヤモンドで形作られた、重厚なボディを持つタイムピースです。そして巧みな技術で作り上げられたケースに古の宝であるコインが収められています。「モネーテ カテーネ」のケースは、かつての「オクト モネーテ」のウォッチのように8つのファセットで構成されたデザインです。ブルガリが大切に守ってきた力強い象徴性を持つこの幾何学的な形はローマにあるマクセンティウスのバシリカの天井を思い起こさせます。同じく洗練されたデザインの「モネーテ カテーネ デュアルタイム」は、1970年代にローマン メゾンがデザインした長方形の時計からインスピレーションを得ています。2色の針を配した2つのダイヤルが異なるタイムゾーンの時刻を表示します。コインを取り囲むイエローゴールドとピンクゴールドの組み合わせは当時の特徴でもあった2つのトーンの輝きを表現しています。ジュエリー作りの専門技術が詰め込まれたこのウォッチにはバゲットカットとブリリアントカットのダイヤモンドがあしらわれ、繊細なスノーセッティングが施されています。ケースの側面にはブルガリの証である2つのカボションカットのエメラルドが配されており、この「鍵」でケースを開けると中に隠れていたダイヤルが輝きを放ちながら姿を現す仕組みです。

「モネーテ カテーネ」は、チェーンブレスレット(イタリア語で「カテーネ」)とシームレスにつながっています。このカーブチェーンに宿る美しさは、1940年代からブルガリが培ってきた創造性豊かなヘリテージの一部であり1960年代の初代「モネーテ」のジュエリーにも採用されています。「モネーテ カテーネ デュアルタイム」はイエローゴールドと宝石をセットしたピンクゴールドのリンクを交互に配した5列に並んだリンクがありバゲットカットのダイヤモンドをあしらったホワイトゴールドのバーの輝きで魅了します。カーブチェーンのブレスレットは、ピンクゴールドのパーツの上にダイヤモンドが散りばめられています。

 ブルガリのマニュファクチュールが小型化の技術の粋を結集して製作したムーブメント、ピコリッシモ BVL 100は、「モネーテ カテーネ」を唯一動かすことのできる世界最小の円形ムーブメントとしてこのタイムピースの心臓部に搭載されています。同じく機械式ムーブメントを搭載していた過去の時代のジュエリーウォッチを彷彿とさせる、手巻きのキャリバーです。このさりげなさのある美しさを極限まで高めたタイムピースの傑作には、古代の強力なシンボルであり時を超えて豊かな歴史を今に引き寄せる金貨を中心にブルガリのハイジュエリーとオートオルロジュリーの専門知識が詰め込まれています。

モネーテ カテーネ

Ref.103870
ケース素材:ピンクゴールド、ダイヤモンド
ストラップ:ピンクゴールド、ダイヤモンド
ムーブメント:手巻き、Cal.BVL100(ピコリッシモキャリバー)、約30時間パワーリザーブ、毎時21,600振動
仕様:時・分表示、カラカラ皇帝(198-217AD)のデナリウス硬貨がセットされたケースカバー、ダイヤモンド(約4.10ct/ケース・ブレスレット・ダイヤルあわせて)
予価:31,449,000円(税込)
発売予定:未定

モネーテ カテーネ デュアルタイム

Ref.103871
ケース素材:ピンクゴールド、イエローゴールド、ホワイトゴールド、ダイヤモンド
ストラップ:ピンクゴールド、イエローゴールド、ホワイトゴールド、ダイヤモンド
ムーブメント:手巻き、Cal.BVL100(ピコリッシモキャリバー)、約30時間パワーリザーブ、毎時21,600振動
仕様:時・分表示、バケットカットダイヤモンド(約21.76ct)、ブリリアンカットダイヤモンド(約20.8ct)、セプティミウス・セウェルス皇帝(193-211AD)と皇妃ユリア・ドムナ(193-217AD)のデナリウス硬貨がセットされたケースカバー、2石のエメラルドカボション(約0.12ct)
予価:103,092,000円(税込)
発売予定:未定

※2023年8月時点での情報です。掲載当時の情報のため、変更されている可能性がございます。ご了承ください。

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