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ピアジェ、150周年を締めくくる新作ウォッチ「ピアジェ アンディ・ウォーホル」を発表

 2024年の新作としてピアジェが、ケースに施された見事なクル・ド・パリ仕上げと力強いブルーのメテオライト文字盤を特徴とする、新しい「ピアジェ アンディ・ウォーホル ウォッチ」を発表しました。カルト的人気を誇るこのコレクターウォッチが、新しい姿で次のステージへと進みます。

 1972年に誕生し、10年を待たずに生産終了となった後、2014年に再び登場したこのエレガントなマスターピースは、今日、アーティストであり文化的アイコンであるアンディ・ウォ ーホルの代名詞となっています。メゾンの友人であり、ピアジェ ソサエティの主要メンバーであったアンディ・ウォーホルは、ピアジェのウォッチを7本以上所有していました。しかし、この多彩なコレクションの中で、彼にとって最も思い入れがあったウォッチは、時代を象徴するBeta21 ムーブメントを搭載した、かつてブラックタイウォッチと呼ばれたモデルでした。大胆で力強い45mm径のクッション型ケースに、シグネチャーのゴドロン装飾が優雅にあしらわれたデザインで、世界中の時計愛好家にとって憧れのウォッチとなりました。

 今日、アンディ・ウォーホル美術財団との正式なライセンス契約に基づく新たなコラボレーションにより、ピアジェと財団はこの時計の正式な名称を「アンディ・ウォーホル ウォッチ」に変更しました。この期待に満ちたパートナーシップを祝う最初のウォッチは、現代的なデザインで再解釈された「アンディ・ウォーホル クル・ド・パリ ウォッチ」です。ケースに施された輝くクル・ド・パリ仕上げが特徴的です。

「アンディ・ウォーホル美術財団は、ウォーホルの名を持つウォッチを通して、ウォーホルとピアジェの絆を称えることができ大変嬉しく思います。このウォッチは、その名前が示すように、時代を超えた、アイコニックで独自の精神を体現しています」とアンディ・ウォーホル美術財団 ライセンス、およびマーケティング、セールス担当ディレクター、マイケル・デイトン・ハーマンは言います。

「アンディ・ウォーホル美術財団のピアジェへの信頼は、メゾンとアンディ・ウォーホルとの深く誠実な関係を明確に示すものであり、大変光栄に感じるとともに、身の引き締まる思いです。誰からも愛される、この極めてユニークなタイムピースの新たな時代が始まります」とピアジェ CEO、バンジャマン・コマーは言います。

アイコンの再構築

 ウォッチ製造における最も洗練されたエレガントな装飾技法のひとつであるクル・ド・パリ(別名ホブネイル)は、小さなピラミッド型の四角形が並ぶジュエリーのようなパターンを特徴とするギョーシェ模様です。この装飾はピアジェのDNAにしっかりと組み込まれており、1970年代には丸型のウォッチからさまざまな形状のデザインに至るまで、最もスタイリッシ ュなモデルに施されていました。しかし、アイコンを扱うことは決して容易なことではありません。ピアジェの「最高を生み出すアトリエ」は、アンディ・ウォーホル ウォッチのホワイトゴールド製ケースに施すクル・ド・パリ仕上げの開発と完成に10ヶ月を費やしました。元々の特徴的なゴドロン装飾を思い起こさせるこのデザインの課題は、クッション型のケースにありました。クル・ド・パリモチーフは、平面ではなくカーブを描く丸みのある面に、手作業で丹念に仕上げなければならないだけでなく、本来のゴドロン装飾と同じように、繊細な層の重なり、幻想的な光の効果、そして魅惑的な芸術性を実現しなければなりませんでした。

 この仕上げを引き立てているのが、他に類を見ないブルーのメテオライト文字盤です。鮮やかな色合いと独特の輝きを持つメテオライトは、ピアジェのシグネチャーであるオーナメンタルストーンを使用したデザインを反映しており、メゾンが特別なクリエイションのために厳選した素材です。ブルーのメテオライトが、アンディ・ウォーホルの新作ウォッチに、希少性と際立った個性を添えています。デザインの独特な個性を引き立てるヴィンテージ風の最後の仕上げは、ドーフィン針と洗練されたインデックスです。

 新たなクル・ド・パリ装飾と大胆なヴィンテージスタイル、そして501P1 自社製自動巻ムーブメントを搭載した、新しい「アンディ・ウォーホル クル・ド・パリ ウォッチ」は、コレクションの中で自然な存在感を放ちます。それは、バゲットカットのエメラルドが珪化木の文字盤を彩る2023年のハイジュエリー「メタフォリア」、マラカイトとブラックの文字盤を持つピンクゴールドモデル、そして Watches and Wonders 2023のピアジェブースのソサエティ バーに展示された、アンディ・ウォーホルのユニークな10本のプライベート・コレクシ ョンなど、極めて限られた作品しか存在しないコレクションに新たに加わった、フレッシュで現代的な作品です。

アンディ・ウォーホルとピアジェ

 1973年、アンディ・ウォーホルはピアジェのブラックタイを手に入れ、彼が所有していた他の6本のピアジェウォッチに加えました(そのうち4本は現在ピアジェプライベート コレクションに保存されています)。アンディ・ウォーホルは、1979年にニューヨークでイヴ・ピアジェと出会い、メゾンにとって大切な友人となりました。

 アンディ・ウォーホルはピアジェ ソサエティの常連メンバーであり、イヴ・ピアジェとともにニューヨークやパームビーチで開催される華やかなイベントに足を運びました。

 二人はまた、スタジオ 54やシェ・レジーヌに集う「beau monde(美しい人々)」たちと過ごす姿がよく目撃されていました。1983年、イヴ・ピアジェは、ウォーホルが1969年に創刊した「Interview」誌で紹介され、若きアーティストでギャラリーオーナーであるロバート・リー・モリスとの対談が掲載されました。

 アンディ・ウォーホルは、まさにピアジェとピアジェ ソサエティの精神を体現する存在です。イヴ・ピアジェとの特別で歴史的な友情は、今日、アンディ・ウォーホル美術財団により認められた関係となりました。


希少なアイテム

 アンディ・ウォーホル ウォッチは、コレクターにとって特別な価値を持つアイテムであり、歴史を変えたウォッチでもあります。このウォッチの評判は口コミで広がり、今日、最も人気の高い、コレクターにとって希少価値のある高級ウォッチのひとつとなりました。このアイコンの発売を記念して、ピアジェはオーダーメイド サービスをさらに充実させました。このサービスは、1959年の第1号店となるジュネーブのピアジェブティックで始まり、近年「インフィニトリー・パーソナル」コンセプトとして新しくスタートしたカスタマイズプログラムです。

 アンディ・ウォーホルの今後の新作では、最大10種類のオーナメンタルストーン文字盤や、メテオライト文字盤など、数多くのカスタマイズオプションが用意される予定です。


アンディ・ウォーホル美術財団について

 アンディ・ウォーホルは、20世紀を代表するアメリカのアーティストであり、アートを別の観点から見るという挑戦をしました。アンディ・ウォーホル美術財団は、ウォーホルの遺志により1987年に設立されて以来、米国におけるコンテンポラリーアートを支える団体として最前線で活動を続けています。同財団はこれまでに、実験的な作品、認知度の低い作品、挑戦的な作品などを中心に、コンテンポラリーアートの創作、展示、記録を支援するために、約3億ドルの助成金を提供しました。創設者のレガシーを守り、そして強化していくための財団のたゆまぬ努力により、ウォーホルの独創的で開放的な精神は、今後何世代にもわたり視覚芸術に多大な影響を与えることになるでしょう。今回のようなプロジェクトから財団が受け取る収益は、助成金に充てられています。

Piaget Andy Warhol
ピアジェ アンディ・ウォーホル

ケース径:45mm
ケース素材:18Kホワイトゴールド
防水性:3気圧
ストラップ:ダークブルーのアリゲーターストラップ、18Kホワイトゴールドのアルディロンバックル
ムーブメント:自動巻き、Cal.501P1(ピアジェ自社製)
仕様:時・分表示、ケースにクル・ド・パリ仕上げ、ブルーのメテオライト文字盤
予価:9,944,000円(税込)

※2024年11月時点での情報です。掲載当時の情報のため、変更されている可能性がございます。ご了承ください。

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