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世界的な海洋環境保護活動団体 「セイラーズフォーザシー」日本支部の活動を ジラール・ペルゴが支援


  2013年2月6日。海洋保護を目的としたNPO団体「セイラーズフォーザシー」の日本支部が、スイス時計のマニュファクチュールブランド、ジラール・ペルゴと協同で、チャリティレセプションを都内のホテル西洋銀座で開催しました。アメリカに本部を置く「セイラーズフォーザシー」は、デイヴィッド・ロックフェラーJr.が設立し、海洋の窮状と海洋環境保全の必然性への社会認識を高めるための啓蒙活動を行い、日本でもこの活動は広まりはじめています。デイヴィッド・ロックフェラーJr.とスーザン・ロックフェラー夫妻が迎えた110名ものゲストの中には、現総理夫人の安倍昭恵氏や、前環境大臣の小池百合子氏の姿が見られました。


  ディナーの間に、ドキュメンタリー映画の監督でもあるスーザン・ロックフェラーの短編作品「Mission of Mermaids(マーメイドの使命)」が上映されました。映画は、伝説上のマーメイドの目を通して語られ、海洋の酸性化や海洋生物の乱獲、水質汚染など、今まさに直面している海洋環境の問題を提議する内容です。


  TVなどで活躍する女性アナウンサーの植村なおみ氏による司会でプログラムは進行し、このチャリティレセプションのテーマである、「Protect what is Precious(かけがえのないものを守る)」が紹介され、ゲストの注目を集めました。これ は、世界の海と、伝統ある優れた時計制作の現場の状況に共通したテーマでもあります。会では、ジラール・ペルゴがロックフェラー夫妻の環境への取り組みに敬意を表して制作した、特別限定モデルの「シーホーク ミッションオブマーメイド」 の発表が行われました。


「人類共通の課題として海洋環境の持続的な保護活動に取組むという、我々の使命を説明するこの素晴らしい機会を得ることができて大変光栄に思います。また、ジラール・ペルゴの継続的な支援は、私どもにとって非常に心強いことで あります」と、デイヴィッド・ロックフェラーJr.がコメントしています。


  その後、チャリティラッフルの抽選会が行われ、会場の雰囲気は一気に盛り上がりました。この活動に賛同したラグジュアリーブランドが、魅力的なギフトの数々を提供し、ラッフルチケットの売り上げに貢献しました。チケットの売り上げは、すべて「セイラーズフォーザシー」日本支部のチャリティ基金となります。


  プログラムの最後は、フランス国家功労賞シュバリエを受勲した、谷口 久美氏によるオペラアリアライブで締めくくられ、ゲスト全員がその洗練された歌声と演奏に魅了されました。

スーザンおよびデイヴィッド・ロックフェラーとは

  スーザン・ロックフェラーは、ドキュメンタリー映画製作者、作家、ジュエリーデザイナーであり、熱心な自然保護活動家です。私たちの惑星を育むことに深く専念しているスーザンは、海洋自然保護の世界的指導者会議、天然資源保護協議 会(NRDC)のメンバーであるOCEANAの海洋委員会の議長を務めており、持続可能な農業のためのストーン・バーンズ企画委員会の一員として働いています。常にクリエイティブで前向きな力をもったスーザンの他の活動に、2011年のクリストファーアワードを受賞したHBOドキュメンタリー“Making the Crooked Straight”の制作・監督や、国際的に評価された“A Sea Change”の共同制作が挙げられます。彼女は、世界海洋デーとOCEANAを支援する活動に力を尽くす延長として、自身の名を冠したジュエリーコレクションを2012年6月に立ち上げました。それぞれの作品は、 海の環境について会話を盛り上げる手段となるようデザインされています。

 詳しくは、www.susanrockefeller.comをご覧ください。

  ロックフェラー社取締役兼前会長のデイヴィッド・ロックフェラーJr.は、非営利業界、特に社会奉仕事業や芸術や公的教育という分野の積極的な参加者でもあります。ロックフェラー・ブラザー財団の理事や議長、ロックフェラー・ファミリー財団の代表、そしてボストン財団の理事として、彼のかつての財団は提携を結んでいます。ロックフェラー氏はハーバード大学とハーバードロースクールを卒業し、夫妻には4人の子供がいます。


Sailors for the Seaとは

  2004年にデイヴィッド・ロックフェラーJr.によって設立された非営利法人NPO団体で、マリンスポーツ愛好家の海洋自然保護に対する責任において、教育を通して地球環境を保全することを目的として活動しています。活動は海洋自然保護、環境教育、海洋由来の食料確保への提言、ヨットレース時の環境保全基準値設定など、広範に及びます。ご支援や、お問い合わせ、詳細に関しては、www.sailorsforthesea.org をご覧ください。


Protect What is Preciousとは

「Protect What is Precious(かけがえのないものを守る)」とは、スーザン・ロックフェラーが提唱するシンプルな信念です。スーザンにとって、これは家族や芸術、そして自然を意味します。これらは彼女が大切に思う3つの物事なのです。

  家族: 母として妻として、私の子供たちと夫は私の大切の宝です。私にとって等しく重要なのは他の家庭を支援し、世界中の子供たちや母親たちの苦しみを助ける手立てを考えることなのです。

  芸術: これは人類の精神とその可能性すべてを表現する最高の方法です。芸術は強力なパワーがあり幸せをもたらす力があり、感覚を呼び覚まし傷ついている人々を癒します。


写真左、左から、ソーウインド ジャパン株式会社代表取締役社長 岡部友子氏、デイヴィッド・ロックフェラーJr.氏、スーザン・ロックフェラー氏、ジラール・ペルゴ インターナショナル セールス ディレクター ジャン=マーク・ボリス氏

シーホーク “ミッション オブ マーメイド”

  スーザン・コーン・ロックフェラーの最新作で彼女にとってとても意味のあるドキュメンタリー、「Mission of Mermaids(ミッション オブ マーメイド)」は彼女が魅了された人魚という、最も刺激的で人の心をつかんで離さない伝説のみならず、海に対する彼女の生涯にわたる情熱を表現しています。彼女独自の視点から、海が抱える問題への意識を喚起するとともに、海への詩的なオードを演出しています。

「ミッション オブ マーメイドは、私から海への真のラブレターであり、海を守りたいという切なる願いです」とスーザン・ロックフェラーは語ります。このドキュメンタリーは、伝説上の人魚の目を通して、海と、海洋の酸性化、乱獲、水質汚染に思いを巡らします。

「ジラール・ペルゴの時計は、時間がいかに基調であるかを思い起こさせます」と、スーザン。「「私たちの海を守るための時間は限られています。私の希望は、Mission of Mermaids(マーメイドの使命)が、私たちが水を守らなければならな い理由を理解する手助けとなることなのです」


Ref.:49960-19-1219SFK6A
ケース径:44.00mm
ケース厚:17.10mm
ケース素材:スティール、ラバー
ストラップ:ラバーストラップ、スティール製フォールディングバックル
ムーブメント:ジラール・ペルゴ 自社製自動巻ムーブメント、cal.GP03300-0074、毎時28,800振動(4Hz)、27石、約46時間パワーリザーブ
防水性:100気圧防水
仕様:無反射加工サファイアクリスタル風防 、単一方向回転ベゼル 、ヘリウム減圧バルブ、ねじ込み式リューズ、時、分、日付、スモールセコンド、パワーリザーブ表示
限定:世界限定20本生産(シリアルナンバー入り)
発売予定:2013年3月

※2013年2月時点での情報です。掲載当時の情報のため、変更されている可能性がございます。ご了承ください。

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