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アート・バーゼル香港2014にて、ブランドの原点についてのビデオインスタレーションを発表


  アート・バーゼルのグローバル・アソシエート・スポンサーとして2年目を迎えるオーデマ ピゲは、フランス人デザイナーのマティユー・ルアヌールによって製作された新しいラウンジと、オーストリア人の映像アーティスト、クルト・ヘントシュラーガーの新作を2014年5月14日?18日に開催されるアート・バーゼル香港で発表します。


  ジュウ渓谷のル・ブラッシュにあるオーデマ ピゲの故郷にインスピレーションを得た、ルアヌールによる革新的なデザインが、ヘントシュラーガーによる思慮に富んだビデオの舞台となります。また、そこは、ロイヤル オーク オフショア42mmの6つの新作を含む、歴史的かつコンテンポラリーなタイムピースのコレクションの展示スペースでもあります。


  マティユー・ルアヌールの想像力豊かなデザインは、科学、自然、テクノロジーの世界にインスパイアされたものです。この新しいデザインコンセプトでは、オーデマ ピゲの故郷である、人里離れた原生林が広がるヨーロッパの中でも特別な場所、ジュウ渓谷でルアヌール本人が目にした岩のレプリカを製作するため、最新テクノロジーである樹脂とファイバーによる成形方法が採用されました。テクノロジーvs自然というテーマを探求するルアヌールは、昔からそこに存在するスイスの岩を正確に映し出し、彼独自の新しい自然を創造しました。そこでは、ヨーロッパの中でも特に人里離れた、厳しい環境の風景を再現するアートをマスターしたかのように、すべてが全く人間の手が加えられていないかのように製作されています。ルアヌールの樹脂成型と本物の鉱物である岩は、コレクター・ラウンジのオーデマ ピゲのブースに展示され、ブランドの原点である厳しい自然の風景を、2014年に各地で開催されるアート・バーゼルで表現する予定です。


  オーデマ ピゲは、2014年のアート・バーゼルのために、オーストリア人映像アーティストのクルト・ヘントシュラーガーに新しい映像作品の製作も依頼しました。これは、コレクター・ラウンジのブースにある3つのスクリーンで上映されます。ヘントシュラーガーは、時間ベースのメディア、光、音の分野の第一線で30年以上活躍してきました。彼がオーデマ ピゲのために製作した淡い雰囲気の映像は、彼が訪問中に捕らえた象徴的なジュウ渓谷のシーンを描いています。この映像は、自然とテクノロジーの共存を表現し、いかにインスピレーションや影響を互いに与え合うことができるか探っています。そして、オーデマ ピゲのストーリーや高級時計製造の発展に多大な影響を与える、心を奪う風景の新たな眺望を表しています。


  また、オーデマ ピゲのブースのハイライトとして、厳選された歴史的かつコンテンポラリーなタイムピースのコレクションを展示します。この展示では、これまでに発表されたロイヤル オーク オフショア 42mmのコレクションや、19世紀のブランド誕生から現在までの重要なモデルが展示されます。また、オーデマ ピゲの時計に施される丁寧な研磨工程や時計職人の技の実演も、皆様にご覧頂くことができます。


  新しいパートナーシップについて、ボード・メンバーであり、オーデマ ピゲの創業者の1人のひ孫にあたるオリヴィエ・オーデマは以下のようなコメントをしています。「2人の素晴らしいアーティストとのコラボレーションが実現して光栄です。マティユーの革新的な新しいラウンジデザインとクルトの美しい映像作品は、どちらもオーデマ ピゲの真の精神を捕らえています。これらによって、ジュウ渓谷の我々の故郷の真髄を2014年の香港、バーゼル、マイアミにもたらすことができます。」


  マティユー・ルアヌールは次のように述べました。「私は、自然とテクノロジーからインスピレーションを得ています。デザインの可能性は、どちらにも存在しています。このプロジェクトにおいて、私は、オーデマ ピゲの歴史とそのクラフトマンシップという遺産の重要な鍵となっているジュウ渓谷の魅力的な風景を、この地域で見つけた鉱物の岩の模写や、最新の技術加工によるレプリカの製作によって、世界をまたぐ3つの大陸に届けたいと思いました。」


  クルト・ヘントシュラーガーが付け加えました。「映像の中心であるジュウ渓谷を訪れて散策したことは、非常に素晴らしい経験であり、私が魅かれる自然とテクノロジーの共存を完璧に表していたことを、私はいつまでも忘れないでしょう。」


  アート・バーゼル香港に続き、オーデマ ピゲのブースと展示は、2014年6月19日?22日にバーゼルで、2014年12月4日?7日にマイアミビーチでそれぞれ開催されるアート・バーゼルのコレクター・ラウンジに展開される予定です。




アート・バーゼルについて


  アート・バーゼルは、モダンおよびコンテポラリーアートを取り扱う、世界第一級のアートショーであり、バーゼル、マイアミビーチ、そして香港で開催されています。各会場では、開催都市と地域が持つ特徴を反映し、出展ギャラリー、展示作品、そして地元機関と同時共催されるプログラムのコンテンツにその独自性を見ることができます。世界中から集まる一流ギャラリーが立ち並ぶ野心的なブースに加え、各会場独自の展示スペースでは、ビジュアルアートにおける最新動向にスポットライトが当たり、来場者は新しいアイデア、新しい着想、それにアート界の新しいコンタクトを発見することができます。詳しい情報は、artbasel.comまで。



メディアブリーフィング:2014年5月14日水曜日、午後4時から5時
会場:アート・バーゼル香港内、コレクター・ラウンジのオーデマ ピゲ ブース
ラウンジへの入場には事前のお申し込みが必要です






マティユー・ルアヌールについて


  マティユー・ルアヌールは、国際的なデザインシーンの第一線に立つフランス人デザイナーです。彼は、人道主義的なプロジェクトを立ち上げ、人類の幸福を目的とし、デザイン、科学、アート、テクノロジーを詩的なコミュニケーションのパーツとして革新的に組み合わせています。


  ENSCI(国立クリエイティブ産業高等大学)を卒業した彼の作品は、ニューヨーク近代美術館(ニューヨーク/米国)、ポンピドゥー・センター(パリ/フランス)、サンフランシスコ近代美術館(サンフランシスコ/米国)、フランス現代アート基金(パリ/フランス)、デザイン・ミュージアム(ゲント/ベルギー)の永久コレクションに収蔵されています。


  マティユー・ルアヌールは、ヴーヴ・クリコ、イッセイミヤケ、クリストフル、カルティエ、ポルトローナ・フラウなどのブランドのデザインを手がけています。また、サン=ティレール教会(メル/フランス)、ディアコネス病院(パリ/フランス)、パリジャンたちの新しい人気スポットのElectricレストランといったプロジェクトでも実力を発揮しています。




クルト・ヘントシュラーガーについて


  シカゴを拠点とするオーストリア人アーティストのクルト・ヘントシュラーガーは、音響映像の公演やインスタレーションを製作しています。1983年に初めて作品を発表して以来、時間ベースのメディア、光、音の分野の第一線で活躍しています。最近は、人間の認知力や、新しいテクノロジーが個人の意識と集合意識に与える影響を探り続けています。


  これまでの主な発表は、ヴェネツィア・ビエンナーレ、ヴェネツィア・シアター・ビエンナーレ、アムステルダム市立美術館、バイエラー財団バーゼル、PS1ニューヨーク、Creative Time, Inc.(ニューヨーク)、MAC(モントリオール現代美術館)、MAK(ウィーン応用美術博物館)、中国美術館(北京)、国立近現代美術館ソウル館、ICC東京、アルテ・アラメダ(メキシコシティ)、MONA(ミュージアム・オブ・オールド・アンド・ニュー・アート、ホバート、タスマニア)で行われています。


  2012年、彼は、2012年のロンドンオリンピックの文化プログラム/ロンドンフェスティバルの一環として、産業革命時代に建設された機械が設置されたホールで行われる交響的インスタレーションであるCOREの製作を依頼されました。彼は現在、シカゴ美術館附属美術大学の専任の客員アーティストを務めています。




オリヴィエ・オーデマについて


  オーデマ ピゲの創立者の1人であるエドワード=オーギュスト・ピゲのひ孫にあたる彼は、家族経営の誕生地であるル・ブラッシュから数キロ離れたところで1959年6月13日に誕生しました。子供の頃は、休日はいつもル・ブラッシュで過ごしていました。「私の祖父、ポール=エドワール・ピゲは、工房の話をするのが大好きで、時計製造に対する彼の情熱が徐々に私にしみこんでいきました」と彼は回想します。「父はジュウ渓谷と深く結びついていました。父にとって、会社は個人ではなく、地域そのものに属するものでした。彼の使命は、会社をこの渓谷で存続させ、何世代にも受け継いでいくことでした」。薬の原料を扱う会社を経営した後、長期旅行に出かけたオリヴィエ・オーデマは、アメリカ大陸とアフリカ大陸を縦横に旅し、1997年にブランドのボード・メンバーに加わりました。彼は、2000年に叔母から経営者の地位を引き継ぎました。「私は、この会社の多くの後継者の1人に過ぎません」と彼は述べています。

※2014年4月時点での情報です。掲載当時の情報のため、変更されている可能性がございます。ご了承ください。

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