時計製造の歴史に息づく最も伝統的な手工芸 ラルフ ローレン エナメル ダイアル ウォッチのクラフツマンシップ
ラルフ ローレンの ウォッチ コレクションでは、時計製造の歴史に息づく最も伝統的な手工芸を施し、スペシャル リミテッド エディションの腕時計を製作しました。「スティラップ エナメル ダイアル ウォッチ」は、希少性の高い歴史的な技法である“焼成エナメル”（グラン・フー エナメル）をダイアルに施し、装飾的な乗馬の世界を表現するとともに、ウォッチ メイキングの素晴らしい伝統芸術を披露しています。
時計製造にこの焼成エナメルの技法が用いられたのは17世紀前半にまでさかのぼります。18世紀のジュネーブではこのテクニックを用いた細密画等を施す時計製造が開花し、ジュネーブの伝統装飾技法のひとつになりました。その後、樹脂を使用する技術など新しい手法も開発されたものの、焼成エナメルにより得られる経時変化のない艶やかな仕上がりとその深い色合いに勝るものとは言えません。
スリム クラシックコレクションのダイアルのギョーシェ彫刻に、昔ながらの手動旋盤を用いることにこだわったラルフ ローレン氏は、20世紀後半には極めて珍しいものとなっていたこの希少なエナメル製法に再び注目しました。
焼成エナメルは、昔ながらのレシピにより作られるカラフルなクリスタルの層で構成されます。それらクリスタルは微細な粒子のパウダーになるまで手作業で砕かれます。この作業は職人の五感を要するものです。見た目と感触だけではなく、音を聞き分けるのです。粒子が必要な状態にまで砕かれると、ある種特殊な音を出すからです。クリスタルのパウダーはその後蒸留水またはオイルと混ぜ、ペイントしやすい液状にします。ダイアルには何層ものペイントが施され、約800度の炉で焼かれます。
ラルフ ローレンの 「スティラップ エナメル ダイアル ウォッチ」 は、ポロ プレイヤーがボールをキャッチするダイナミックな瞬間を見事に描いたものです。15色を巧みに使い、微細な部分では顕微鏡により毛1本のみの筆を用いてエナメルがペイントされているのです。この芸術品ともいえるタイムピースには約80時間の手仕事が施されています。このユニークな作品は、タイムレスで伝統的な職人芸術の美しさに心から敬意を表する「ラルフ ローレン」の典型的な精神を見事に表現しています。
RALPH LAUREN スティラップ コレクション
ミディアムモデル - ホワイトゴールド - エナメル ダイアル
Ref.:RLR0022705
ケースサイズ：32.40ｘ34.30mm
ケース厚：8.80 mm
ケース素材:18Kホワイトゴールド製 ポリッシュ仕上げ
防水性：約3気圧 (30m)
ストラップ: ブラック アリゲーター、ブラック アルサベル レザー ライニング、18Kホワイトゴールド製折りたたみ式クラスプ、ポリッシュ仕上げ
ムーブメント: 手巻き（ラルフ ローレンのために製造されたジャガー・ル クルト製マニュファクチュール ムーブメント）、cal.RL701、22石、約70時間パワーリザーブ
仕様: 時、分表示、ドーム型サファイアクリスタル、両面無色 反射防止コーティング、４つのネジで止められた裏蓋、RLのイニシャルロゴ入り18Kホワイトゴールド製リューズ、グリーン色の本エナメルに施された ポロ プレイヤー モチーフの細密画ダイアル
価格：9,363,600 円(税込)
※2014年9月時点での情報です。掲載当時の情報のため、変更されている可能性がございます。ご了承ください。
