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芸術的工芸の独創性や社会および経済的役割に焦点を当てた展示会 “L’EMPREINTE DU GESTE”をヴァシュロン・コンスタンタンが後援


  ヴァシュロン・コンスタンタンは、6年連続してフランス国立芸術工芸協会(INMA)と協力し、今年もヨーロッパ・アーティスティック・クラフトデー(JEMA)の後援を務めます。このヨーロッパ芸術の展示会は、古くからの専門技術を未来へと橋渡しする才能豊かな職人たちと一般市民が出会う貴重な機会として、必見のイベントへとますます成長しています。


  ヴァシュロン・コンスタンタンにとって、芸術的工芸の評価を高めることは、たんなる取り組みの一つではなく、むしろ義務であると捉えています。知られる機会も少なく、忘れ去られている芸術的工芸を世界に向けて広め、工芸作品の製作が心に訴えかける深い感動を人々に味わってもらうことが大切だと考えるからです。


  したがって、ヴァシュロン・コンスタンタンは、フランス国立芸術工芸協会(INMA)との協力のもと、3月29日から4月3日までパリ装飾芸術美術館で開催される2016年のヨーロッパ・アーティスティック・クラフトデー(JEMA)の展示会“L'EMPREINTE DU GESTE”への後援を大変光栄に思います。


  人の行為としての“empreinte”(これには印を押す、マークを記す、指紋など、さまざまな解釈があります)は、18人の創意あふれる才人たちの“geste”(熟達の職人技)により、次の5つのステージで表現されます。



- 情熱の表明
- 独創的なデザインの印
- 革新的な表現
- 美意識の共有
- 実り豊かな交流の記憶



  オリジナルのコンセプトに基づくこのようなイベントは、芸術的工芸の現代的な意義を肯定しつつ、その独創性や社会および経済的役割に焦点を当て、将来のあり方を展望します。


  高度な職人技の背後にある職人の存在をとりわけ重視するヴァシュロン・コンスタンタンは、展示会の後援にあたり、芸術的工芸の豊かな遺産を推奨し、教育すると共に、新たな職業を生み出すのに役立てたいと考えています。 ヴァシュロン・コンスタンタンは、芸術的工芸を一般に知ってもらう使命を世界規模で行っています。イタリアでは、コローニ伝統工芸財団(Fondazione Cologni dei Metieri d'Arte)とパートナーシップを組み、第21回トリエンナーレ・ディ・ミラノの“New Craft”展示会を後援します。アートとデザインの探求の奨励において先進的な役割を演じる国際的な博覧会のテーマは“21st Century. Design After Design(21世紀、デザイン・アフター・デザイン)”と題され、2016年4月2日から9月12日まで開催されます。4月1日から3日は、ミラノ市街に点在するアート工房で独創的なアーティストによるデモンストレーションが一般公開されます。


  スイスでは、2016年4月15日から17日まで、ヴァシュロン・コンスタンタンは、ジュネーブ市をはじめとして、ヴォー州、ジュラ州、ヌーシャテル州の後援を務めます。ヨーロッパ・アーティスティック・クラフトデー(JEMA)では、特にジュネーブ州に構える50以上の工芸施設や職人の工房の一般公開を予定しています。また、今年のヴァシュロン・コンスタンタンは、ジュネーブの美術歴史博物館で芸術工芸のエスプリを映し出すアートと物との関係を描いた展示会を催します。

※2016年4月時点での情報です。掲載当時の情報のため、変更されている可能性がございます。ご了承ください。

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