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ブレゲとレース・フォー・ウォーターの「2017-2021 オデッセイ」プロジェクトが継続中。チリのヴァルパライソに寄港

 2018年6月、環境問題で先駆的な役を演じるレース・フォー・ウォーターの船は、ブレゲの支援を受けて「2017-2021 オデッセイ」プロジェクトを継続中です。その目的は、プラスティックごみをエネルギー資源に変換できる革新的な手法のプロモーションと、クリーンエネルギーへの転換を促進することです。2018年6月に寄港したチリのヴァルパライソでは、250人の学童と70人近い政策決定者や政治家を含む850人以上ものビジターが乗船し、大盛況となりました。


 チリでは続く2つの寄港地として、2018年8月にロビンソン・クルーソー島、同年9月初旬にイースター島が予定されています。レース・フォー・ウォーターの寄港は、科学者や政策決定者が集い、人類にとって最も大切な海洋の保護について議論を深め、意見を交換し、知見を分かち合う大事な行事です。

海洋で同じ情熱をもって集う人々
 太陽光と水素、凧によるエネルギーをミックスした動力で動く初の船で航行するのは、科学技術の大いなる挑戦です。これには、多くの工学者、プロのセイラー、経験豊富な技術者の協力が必要でした。船上でのクルーたちは、船長をはじめ、副司令官や技師、給仕など、それぞれの職務がありますが、上陸した際は、誰もがレース・フォー・ウォーター財団のアンバサダーの役を演じます。ミッションを遂行するクルーのメンバーたちが着けているのは、「ブレゲ マリーン」のスペシャル・エディションです。

レース・フォー・ウォーターの船:島のエネルギー転換モデル
 世界の島々は、とくに海洋を漂うプラスティックごみの被害を受けており、また近年では化石燃料への依存も非常に高くなっています。言うまでもなく、彼らが使う電力の大半を生み出すのは、莫大なコストをかけて貨物船で運ばれてくる石油なのです。財団のマルコ・シメオーニは、「太陽と水と風のエネルギーだけで動くレース・フォー・ウォーターの船は、島にとってエネルギー転換のモデルになります。これらの自然資源は、彼らが利用できるものなのです。さらに、「2017-2021 オデッセイ・プロジェクト」を通じて、船はプラスティックごみをエネルギー資源に変換する技術を広め、エネルギー・ミックスにこれを加えるよう促します」と語ります。

※2018年7月時点での情報です。掲載当時の情報のため、変更されている可能性がございます。ご了承ください。

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