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ブレゲ ブティック限定「クラシック トゥールビヨン エクストラフラット オ ートマティック 5367」登場

 2020年のブレゲは、伝統的なグラン・フー・エナメルの技法を駆使して「クラシック トゥールビヨン エクストラフラット オートマティック」のダイアルをディープブルーに彩りました。エナメルダイアルが時計に非の打ちどころのない美観をもたらすことを高く評価したアブラアン-ルイ・ブレゲは、その技法を大切にしていましたが、今では昔ながらのグラン・フー・エナメルに熟達する職人はごく限られています。重厚で過剰な装飾を排除して時計の美的デザインに革命を起こしたのがアブラアン-ルイ・ブレゲ本人だったのも驚くにはあたりません。その技法は、現在のブレゲに設けられた、エナメル専門に取り組む工房で生き続けています。

 ダイアルのエナメル加工は、たんなる装飾以上のものがあります。それは職人に厳密さや忍耐強さ、技術の習熟が求められる、非常に特別な工芸なのです。まずダイアルとなるゴールド製プレートを研削や清掃してから、ブラシでエナメルの釉薬を湿ったまま薄くむらなく施します。これを炉に入れ、摂氏800度以上の高温で焼き上げます。その後、目指す色が得られるまで何度もエナメルを重ね、焼成を繰り返してようやく完成します。新作では、いくつかの微妙なブルーがブレンドされています。その最終工程では、炉に入れる最後の回の前段階でそっと優しく研磨します。そのひと手間でエナメルに自然な光沢が生まれるのです。そしてゴールド製ダイアルは、高い技術を誇るエナメル技法の専門工房で面取りが行われ、次に表示に用いる各種のエレメントが加えられます。職人は非常に特殊な手法に則り、このダイアルの中でブレゲ数字や時間目盛りと秒目盛り、ロゴなどに立体的感を作り出します。ブルーの背景もパウダー状のシルバーで盛り上がったこれらを引き立てます。このほかにもトゥールビヨンのキャリッジに絶妙なディティールが見て取れます。かの有名なシークレットサインです。アブラアン-ルイ・ブレゲが1795年に導入したシークレットサインは、すでに当時から問題になっていた偽造品への対策として考え出され、本物のブレゲ製品であることを保証するためのものです。現在のブレゲも創業者に敬意を表して大半のモデルにシークレットサインを取り入れていますが、今日では装飾目的で施されています。

 ミニマルデザインを極めたダイアルの下、時計の中心で時を刻むのは、圧倒的な薄さとずば抜けた高性能が特色のキャリバー591です。この時計に搭載されたブレゲの最薄トゥールビヨン・ムーブメントの厚さはわずか3mm、ケース全体の厚さも7.45mmしかありません。4時と6時の間に置かれたトゥールビヨンは、このキャリバーに合わせて特別に設計された脱進機とシリコン素材のブレゲひげゼンマイが備わるテンプをチタン製キャリッジに収め、トゥールビヨンとしてはとりわけ高速の毎時28,800回で振動します。「クラシック トゥールビヨン エクストラフラット オートマティック 5367」はまた、ブレゲが考案し特許を取得したハイエナジー香箱によって、約80時間ものパワーリザーブを実現します。

 プラチナのケースにブルーのアリゲーターストラップを組み合わせたこの新製品は、世界のブレゲ ブティックにてお求めになれます。

CLASSIQUE TOURBILLON EXTRA-PLAT AUTOMATIQUE 5367
クラシック トゥールビヨン エクストラフラット オートマティック 5367

Ref:5367PT/2Y/9WU
ケース径:41mm
ケース素材:プラチナ
防水性:3気圧(30m)
ストラップ:アリゲーターストラップ、プラチナ製フォールディングバックル
ムーブメント:自動巻き、極薄ムーブメント(3mm)、Cal.581、毎時28,800振動、約80時間パワーリザーブ、33石
仕様:トゥールビヨン、ケースバンドに繊細なフルート装飾、“グラン・フー”炉焼きブルーエナメルダイアル、Breguetのサイン、ブレゲ数字のチャプターリング、ブレゲ針、シースルーケースバック
限定:ブティック限定
予価:17,520,000円(税抜)
発売予定:2020年3月

※2020年2月時点での情報です。掲載当時の情報のため、変更されている可能性がございます。ご了承ください。

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