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LVMHグループのタグ・ホイヤー、ウブロ、ゼニス、そしてブルガリがバーゼルワールドを離れることを発表

 LVMHグループ傘下のスイスの時計ブランドタグ・ホイヤー、ウブロ、ゼニス、そしてブルガリが2021年以降、ジュネーブでスイス時計産業の他ブランドに加わるためバーゼルワールドを離れることを決定しました。


 LVMH グループ スイスウォッチ マニュファクチュール及び LVMH ウォッチ メイキング ディヴィジョン(タグ・ホイヤー、ウブロ、ゼニス)そして、ブルガリは2021年1月に予定されていたバーゼルワールドからロレックス、チューダー、パテック フィリップ、シャネル、そして ショパールが離れる事を確認しました。それによって「スイス時計産業の存在価値が明らかに低下し、必然的に参加が減少するという状況の中で、LVMHウォッチブランドにおいても我々のイメージ、そして クライアント、プレスの方々との関係を保持するためにもバーゼルワールドから離れるべきであると感じております。よって、2021年のバーゼルワールドへの参加を見合わせる事を決断しました」と2020年4月17日に発表しました。

 それぞれの4つのメゾンは、ビジネスパートナーやプレスの方々に戦略的な方向性と新製品を発表するため、様々な形式のイベントの可能性を模索しており、タグ・ホイヤー、ウブロ、ゼニスからなる LVMH ウォッチ メイキング ディヴィジョン、そしてブルガリは、今後数週間のうちにそれぞれの目的に応じた方針を決定する予定です。


 LVMH ウォッチメイキングディヴィジョン CEO ステファン・ビアンキ氏は以下のように語っています。
「私たちメゾンが、100 年以上にわたり毎年参加してきたこのバーゼルワールドを離れなければ ならないことを心から残念に思います。一方で私たちは迅速に対応し、他のかたちで準備を 始める所存です。ビジネスへの大きなチャレンジであり、ブランドへ多大なる影響を与える、時計 製造において1年で最も重要なこのイベントの実施方法や内容を再度改革する時がやってきた のです。私たちは 2021 年 4 月にジュネーブに集まるプレステージメゾンと共に全力を尽くし パートナーやクライアントの皆さまからのご期待に応え、素晴らしい体験を提供することを約束 いたします。」


 ブルガリ グループ CEO ジャン-クリストフ・ババン氏は以下のように語っています。
「ジュネーブは、スイスの時計産業全体におきまして、利便性に優れたロケーションです。また 歴史的にも時計製造の中心地でもあります。ビジネスエリアが多岐に分散している現状から ジュネーブに復活させ集約することで、大きな利益を生み出す絶好の機会となるでしょう。 ジュネーブは、ブルガリが推し進めるラグジュアリービジネスの重要拠点のひとつであり ビジネスに於いても大変に目覚ましい成長を遂げております。参加条件などの定義を固める のはこれからですが、2021年4月、ジュネーブにてブルガリの新作時計を発表できますことを 大変に喜ばしく思っております。」

※2020年4月時点での情報です。掲載当時の情報のため、変更されている可能性がございます。ご了承ください。

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