BAUMEウォッチがボーム&メルシエに統合

 2018年にリシュモングループが発足させた、カスタマイズやミニマルなデザインが特徴のBAUME(ボーム)ブランド。地球環境への配慮を中心に捉え、時計業界における“当たり前”を覆す挑戦を続けてきたBAUME(ボーム)ブランドが、ボーム&メルシエに加わることで次のステージへ進みだします。

 BAUME (ボーム)は発足以来、特にWaste Free OceansやDigital For The Planet、WRENなどのパートナーやその他の素晴らしい出会いを通じて、デザインや社会的責任におけるコミットメントに従ってきました。BAUME (ボーム)は、ウォッチのカスタマイズ、オンラインを主とした販売、アップサイクルの概念が出会うことで、お客様に新たなカスタマイズ体験をお届けします。

 BAUME(ボーム)は、2年に渡る期間を経て、ボーム&メルシエに加わります。この統合により、BAUME (ボーム)のプロジェクトはボーム&メルシエに支えられて開発を加速させ、ボーム&メルシエは将来の発展に向けて、この若いブランドのイノベーションや地球環境への責任という重要なテーマや専門知識を活かすことが可能です。

 BAUME(ボーム)のウォッチは今後、デザインのオリジナリティと地球環境への配慮を中心に考える哲学を維持しながら、ボーム&メルシエの正式なコレクションのひとつとなります。BAUME(ボーム)コレクションは、「スイス・メイド」を享受することになります。また、ボーム&メルシエの他コレクションと同様、スイス・ジュラ地方のレ・ブルネにあるボーム&メルシエの工房で製造管理されていきます。1830年の創業以来、時計製造の伝統を守り続けきたボーム&メルシエにとって、社会的コミットメントを象徴するコレクションとなることでしょう。ボーム&メルシエはカスタマーサービスについても、過去にBAUME (ボーム)ウォッチをご購入されたお客様のサポートを致します。

「BAUME(ボーム)はボーム&メルシエのコレクションに自然な形で加わっていき、ボーム&メルシエの歴史に新たな1ページを刻んでくれることになるでしょう。メゾンの時計製造技術とBAUME(ボーム)のミニマルでユニークなデザイン、デジタルイノベーション、さらには 「アップサイクル」の概念と出会うことで、新しい歩みを始めることになるのです。」(ボーム&メルシエ CEO、デビッド・ショーメ)

  BAUME(ボーム)はこれまで、スキーブランドZAG(ザグ)やスケートボードのHRSとのコラボレーションを発表してきましたが、近々新しいコラボレーションモデルが誕生する予定です。この新作は「アップサイクル」の象徴であり、ボーム&メルシエのパートナーであるNGO、Waste Free Oceansと連携したコレクションとなります。このNGOは海のプラスチックごみを回収し次世代の素材に転換する活動を行っています。BAUME(ボーム)の最初のコレクションとなるウォッチが間もなく発売される予定です。

「メゾンの未来に向けた取り組みは、伝統とモダンの融合、エレガンスとオリジナリティのバランスを保つこと、そして環境保護に対する高い意識を持つことを指針としています。」(ボーム&メルシエのCEO デビッド・ショーメ)

※2020年6月時点での情報です。掲載当時の情報のため、変更されている可能性がございます。ご了承ください。

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