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ブルガリのアイコン「ビー・ゼロワン」にザハ・ハディッドがデザインを手がけた新作が登場


 2016年12月3日、ブルガリが、世界的な建築家 故ザハ・ハディッドがデザインを手がけた新作「ビー・ゼロワン」コレクションを発表しました。


  アートデザイン・マイアミ開催期間に、歌手マドンナが主催する「レイジング・マラウイ」のチャリティ イベントが華やかに開催され、ローマが誇る壮大な建築物を想起させるリングとネックレスを、ザハ・ハディットの再解釈によってゴールドと大胆なデザインの融合へと昇華させた新たなる「ビー・ゼロワン」の誕生が発表されました。


  ザハ・ハディッドが手がけた建築デザインの比類なき才能と、ブルガリの「ビー・ゼロワン」における卓越したジュエリーメイキングの融合は、双方の伝説的なデザインに称賛を送るものです。ゴールドが描く優美な曲線のデザインは、ローマン・トラディションとイタリアン・モダニティを生み出します。ピンクゴールド製またはホワイトゴールド製の3連リングと、ピンクゴールド製の4連リングとネックレス、計4モデルを取り揃えます。


  創造性豊かなアートを再現するジュエリーを世界のモダンアートを結集するプレミアなアートデザイン・マイアミ期間に発表しました。毎年開催されるこのイベントでは、世界を代表する数千のギャラリーから選ばれた作品が展示されます。


  新たな創造性が花開くこの期間に、マドンナが2006年に共同設立した非営利団体「レイジング・マラウイ」のVIP チャリティ イベントが開催され、パフォーマンスを披露しました。「レイジング・マウライ」は、深刻な貧困に苦しむマウライの100万人を超える孤児のために設立され、健康、教育そしてコミュニティ作りをサポートしています。その慈善活動を世に広く知らせることを目的に、この夜のステージには、オスカー賞受賞俳優であるショーン・ペン、エミー賞ならびにグラミー賞を受賞したコメディアン クリス・ロック、そして2度のグラミー賞ノミネート歌手であるアリアナ・グランデがスペシャルゲストとして迎えられました。その夢のような一夜のMCを「ザ・レイト・レイトショー」の司会者であるジェームズ・コーデンが務め、ミルティン・ギャッツビーがチェアマンとして募金を呼びかけました。


「レイジング・マラウイ」と初のコラボレーションを実現したローマン ハイジュエラー ブルガリもまた、長きにわたり慈善活動に関わる活動とのパートナーシップを結んでいます。世界の恵まれない子供たちに広く手を差し伸べる「セーブ・ザ・チルドレン」のためにオリジナルジュエリーを制作し、これまでに5000万ドル以上の寄付金に貢献しています。またエルトン・ジョン・エイズ基金への支援も続けています。


  この度の初となるコラボレーションを記念し、ブルガリは「セルペンティ」のネックレスを「レイジング・マラウイ」イベントのオークションに寄附いたしました。ホワイトゴールドの地金に15.15カラットのパヴェダイヤモンドが輝くネックレスは、蛇という魅惑的な生き物をジュエリーへと昇華させています。このネックレスの売上は、全額「レイジング・マラウイ」財団へ寄付されました。


  12月2日に開催されたマドンナのイベントは “音楽、 アート、 そして遊び心に溢れるライヴパフォーマンス” をテーマに今年オープンしたファエナ・フォーラム文化施設で開催されました。受賞暦も誇る世界的なスーパースター ティアーズ・オブ・クラウンによるスペシャルパフォーマンスに始まり、カクテルパーティとフォーマルなディナーでゲストを迎えました。イベントのメインパフォーマンスとして注目を集めたのはオンライン美術取引「パドル8」のアレクサンダー・ギルクスが指揮するライヴ・オークションでした。最高峰の輝きに溢れるブルガリの「セルペンティ」ネックレスも18万ドルで落札され、オークション全体で700万ドル以上の売上に貢献しました。画家タマラ・ド・レンピッカの「La Couronne de Fleurs」(1925年作)や写真家トレーシー・エミンの「It Just Happens」(2001年作)を含むマドンナのプライベートコレクションや、1985年にショーン・ペンとの結婚式で写真家ハーブ・リッツが撮影した作品も登場しました。美術家ダミアン・ハースト、画家/映画監督のジュリアン・シュナーベル、写真家シンディ・シャーマン、写真家リチャード・プリンス、美術家マリリン・ミンター、美術家アイ・ウェイウェイ、写真家スティーヴン・クライン、そして写真家スティーヴン・マイゼルの作品も高額で落札され、「レイジング・マラウイ」の継続的な活動を支援することとなりました。


  さらにマラウイにオープンするマーシー・ジェイムス小児外科機関/集中治療病院(Mercy James Istitute of Pediatric Surgery and Intensive Care)にマドンナとともに訪れるツアーや、アート・アラス&マーカス・ピッゴット フォトグラファーデュオによる撮影会の参加権も落札されました。撮影ではモスキーノのデザイナー ジェレミー・スコットと「レベル・ハート」ツアーでマドンナが纏ったステージ衣装をデザインしたアリアンナ・フィリップスによるコラボレーションが実現します。


  同イベントは、2017年へ向けたマーシー・ジェイムス小児外科/集中治療病院開業に大きく貢献します。「レイジング・マラウイ」の運営コンサルタントを務めるグローバル・フィランソロピー・グループ エクゼクティブディレクターのサラ・エジーは次のように語りました。

「この募金活動は、 世界の中でもっとも貧困に苦しむ国のひとつであるマラウイに高度の小児健康管理を推進するという「レイジング・マラウイ」の目的に必要不可欠なものです」


  ブルガリ グループ CEO ジャン-クリストフ・ババンは次のようにコメントを寄せています。

「多くのメディアや世界の注目を集める上で、これほどまでに強い影響力をもつチャリティ イベントと、これ以上恵まれた環境はないでしょう。ブルガリは「レイジング・マラウイ」の活動と尊いミッションをサポートすることを誇りに思いますとともに、社会的意義のある場で「ビー・ゼロワン」の新作コレクションを紹介できたことは光栄です。ブルガリはその慈善活動、そしてデザインの革新とともに、世界をより美しく素晴らしい環境へと導くための継続的な活動に取り組みます」

ザハ・ハディッドについて

 ザハ・モハマド・ハディッドは世界に名を馳せるイラク出身のイギリスの建築家で、2016年3月にこの世を去りました。2004年には女性初のプリツカー賞を受賞し、流れるような波線のフォルムが織りなす建築的な幾何学模様が表現する、現代社会の混沌と流動を見事に描写する建造物が評価されました。2012年には大英帝国勲章を、2015年には王立英国建築家協会(RIBA)から優れた建築家に贈られるRIBAゴールド・メダルを女性初、かつ個人で受賞しました。「パラトリシズム(parametricism)」のパイオニア、そして「ネオ・フューチャリズム(neo-futurism)」のアイコンである彼女の地位を確立した代表作が2012年ロンドンオリンピックのアクアティクス・センター、アメリカのブロード アート ミュージアム、そして中国の広州大劇院です。


レイジング・マラウイについて

 2006年の設立以来、「レイジング・マラウイ」はマラウイの孤児100万人が耐える深刻な貧困や苦難を終焉するため活動を続けています。マドンナとマイケル・バーグが共同設立し、地域密着型の支援による即座に効果が得られるハード面の支援に始まり、中長期で継続する教育や心理社会的な治療やマルチメディアを通じて世界中にボランティアの呼びかけをします。これの活動と合わせて 地域密着型の団体が子供たちに栄養のある食事や清潔な衣服、安全な住居と正しい教育、適切な医療ケアと精神的なサポートを施すための経済的な支援も提供します。


アート・デザイン・マイアミについて

 1970年以来、アート・バーゼルは世界のプレミア・ギャラリーと出資者をめぐり会わせるとともに、国際的なアート・ワールドの集いの場として役立つことを目的としています。40年以上の歴史とともに、現在ではバーゼル、香港そしてマイアミ・ビーチへと開催拠点を広げ、キュレーターの観点で20~21世紀を代表するアートを目利きし展示します。アート・バーゼルは、その高いクオリティを誇る展示内容からグローバルに活動するリーディング・ギャラリーや収集家に高く評され、世界中の希少なアートを来場者に展示します。アート・ デザイン・マイアミは2016年12月1日から4日まで開催され、北米、ラテン・アメリカ、ヨーロッパ、アジアそしてアフリカから269のリーディング・ギャラリーが参加し、モダンとコンテンポラリーアート界を牽引する巨匠の傑作とともに新星が期待される新世代の作品も展示されます。

※2017年2月時点での情報です。掲載当時の情報のため、変更されている可能性がございます。ご了承ください。

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