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ミッレ ミリア クラシックカーラリー2018 ~30年にわたるパートナーシップを称えて~


 1988年以来、ショパールは90年前にはじまった伝説的なカーラリーである、ミッレ ミリアの歴史的パートナーおよびオフィシャルタイムキーパーを務めています。2018年5月16日から19日、440のチームが歴史的なルートに沿って、フェラーラ、チェルヴィア、サンマリノ、シエナ、パルマ、そして有名なモンツァ・サーキットを経由し、ブレシアとローマを往復する1,000マイル(約1,600km)のコース上で競い合うのです。このレースへは、1927年から1957年に開催されたレースに参加した当時のレーシングカーモデルのみ参加資格を有します。1988年から続く伝統を固く守り、クラシックカーの熱狂的なドライバーでもあるショパールの共同社長カール-フリードリッヒ・ショイフレは、2018年もレースに参戦します。



情熱に象徴される30年の軌跡


 うなるエンジン、充満するアスファルトの焼けた匂い、アドレナリン全開で絶頂に駆られたスピード… 一方では修道院のような静けさがみなぎり、管理された工房が象徴的な時計製造の世界観とのコントラストは驚くほど明白です。しかし、このふたつの世界観にも、実は共通点があるのです。それは、時間との関係、美しいメカニックへの情熱、絶対的な集中力です。ショパールとミッレ ミリアの出会いから今日、その歴史は固く結ばれ30年という時を共有してきました。このパートナーシップは、カール-フリードリッヒ・ショイフレ自身のクラシックカーに捧げる個人的な情熱から誕生しました。彼が発案し、メゾン ショパールは1988年にミッレ ミリアのメインスポンサーとなり、オートモービル界と深く関わりを持つ初の時計宝飾ブランドのひとつとなりました。カール-フリードリッヒ・ショイフレにとって、このふたつの世界の融合は明確な事実からの結果であり、彼は次のように語っています:「美しい車の愛好家は、上質なタイムピースをこよなく愛します。その逆もまた然り。どちらの分野においても、究極の精度とスポーティなエレガンスが重視されます」。ミッレ ミリアに初参戦して以来、カール-フリードリッヒ・ショイフレは、ポルシェ550スパイダーRSAを走らせるドライバーの一人であることを誇りとしています。ショパールチームの第2陣としては、世界的テノール歌手であるホセ・カレーラスの息子アルベルト・カレーラスとその友人ジョルディ・パスカルが参戦します。

家族のストーリー


 ミッレ ミリアはショイフレ家の情熱的なファミリーストーリーを象徴しています。そしてこの情熱は、世代から世代へ受け継がれています。ファミリー全員が、メゾン ショパールのフラッグの下、ミッレ ミリアに参加し、あるいはレースに参戦します。クラシックカーの魅力、そして深い情熱へと導いてくれた父親のカール・ショイフレが見守る中、カール-フリードリッヒ・ショイフレは、そのスタートラインに立ちます。父親にとって、このような瞬間は特別で貴重、そして感慨深いものです。もちろん何においても、継承したいという気持ちは確固たるもので、それが、時計であろうと自動車であろうと、美しいメカニックに対する情熱が宿るのは確かです。しかし、ミッレ ミリアは厳しい師で、常に気を張り、一瞬の不注意も許されない過酷なレースなのです。継承、それ以外にも伝授、共有、引率することで、罠にかかることなくレーシングカーを勝利に導くことができるのです。参加するための必要条件は非常に明確で、ショパールの時計師になるための条件と論理的には類似しています。

人間味のある冒険と夢のような景色


 1927年に確立された伝統に従い、今年もミッレ ミリアはブレシアの街を出発点としたコースで展開されます。世界中から参戦する愛好家を歓喜させるため、毎年異なるルートでイタリアの北部、中部の200以上の街や村を走り抜けます。第1ステージは5月16日水曜日の午後に始まり、チェルヴィアで終了します。第2ステージではローマまで走行し、夜が更けて参加者たちは7つの丘で有名なこの街に到着します。18日金曜日は、トスカーナへのうっとりと魅了される風景の中を駆け抜け、エミリア=ロマーニャ州のパルマへのルート。そして、土曜日の朝、ドライバーたちは熱狂的な観客たちが待つブレシアへの帰路をたどり始めます。



レーシング・イン・スタイル : イタリア式アール・ド・ヴィーヴル


 毎年ルート変更があるミッレ ミリアにおいても、不変的な象徴がふたつあります。それは、1,000マイルの走行距離とレースに必要不可欠なイタリア式アール・ド・ヴィーヴル(生活美学)です。偉大なレーシングドライバーたちが集い、最高の車に命を吹き込みます。高名な収集家や有名な博物館もレースのためにしばし車を手放すことを惜しみません。この優れたクラシックカーのエレガンスは、参加者のエレガンスに値します。親しみやすさやフェアプレイ精神を持ち合わせていても、軌を逸したこのレースはスポーツにおける試練そのものなのです。陽気さ、歓喜、アール・ド・ヴィーヴル、美しいメカニックへの情熱こそ、レースを成功へ導く鍵なのです。



ミッレ ミリア 2018 レース エディション、認定を受けた高精度ムーブメント


 この長きにわたるパートナーシップによって、ミッレ ミリアウォッチは誕生し、毎年製造番号入りの限定モデルが作られてきました。ミッレ ミリア 2018 レース エディションは、ブショネ仕上げが施された文字盤、そしてヴィンテージカーのダッシュボードから着想を得た積算計を備え、COSC(スイス公認クロノメーター検定局)認定クロノメーターの高精度なエンジンを搭載しています。毎時28,800回のリズムで鼓動するこの自動巻きムーブメントは、時、分、クロノグラフ、タキメーター、デイト機能と42時間のパワーリザーブを備えています。この高性能メカニックは42mmのケースに収められ、シースルーバックからは « Chopard & Mille Miglia – 30 anni de passionne »の転写加工がご覧いただけます。ステンレススティール製が1000本限定モデルで登場します。

ミッレ ミリア 2018 レース エディション

Ref.:168589-3006
ケース径:42mm
ケース素材:SS
防水性:50m
ストラップ:穿孔されたマットブラックのカーフレザーとラバーライニング、ピンバックル
ムーブメント:自動巻き、毎時28,800振動、37石
仕様:時および分、スモールセコンド、日付、クロノグラフ秒針、30分積算計、12時間積算計、サファイアクリスタルシースルーバック、認定クロノメーターCOSC(スイス公式クロノメーター検定局)
限定:世界限定1,000本
予価:645,000円(税抜)
発売予定:2018年7月

※2018年5月時点での情報です。掲載当時の情報のため、変更されている可能性がございます。ご了承ください。

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