登山における更なる安心感を提供。雪崩救助システムRECCO®を搭載した新しいストラップが登場

　世界で初めてエベレストの高さも網羅した高度9000mまで測定できる機械式時計「レイダー・ビバーク9000」。「高度表示」だけでなく、天候の予測に役立つ「気圧の変化」をも表示する時計に、雪崩救助システムRECCO®を搭載したオプションが登場。登山における更なる安心感を実現。なおRECCO®は本体の機械式時計と同様に電池を使用していないため、電池切れの心配もございません。

■雪崩救助システムRECCO®

　探索装置と反射器からなるシステムで、RECCO®ストラップに搭載されているのは反射器になります。

　捜索装置から発信された電波を、反射器が反射することで、高い精度で位置情報を伝えます。

　反射器側は電源を必要としないため、RECCO®ストラップに搭載されている反射器は電池不使用であり、電池切れの心配はありません。また、反射器の重量は4gと軽量です。

　電波が届く範囲は探索装置にもよります。携帯型探索装置であれば80m、ヘリコプターに搭載される専用の探索装置は100mとなっています。（諸条件により電波の届く範囲は若干変化します。）

　世界ではヨーロッパを中心に、スキーリゾートや山などの世界28か国、900以上の場所にRECCO®の探索装置が設置されています。日本でも2016年より運用が開始され、現在、中央アルプスやニセコマウンテンリゾート グラン・ヒラフなどに探索装置が導入されています。

■レイダー・ビバーク9000用RECCO®ストラップ

　RECCO®はスキーウェアなど時計業界以外でも採用されていますが、限られたブランドのみが導入することができます。ファーブル・ルーバの「極限環境での使用する実用計器」というコンセプトが、RECCO®のコンセプトと一致したことで、今回のコラボレーションを実現しました。ストラップ本体は特殊繊維ケブラーを採用。ケブラーは、高い強度と耐性を有し、防弾チョッキなどにも用いられる素材です。そしてループは時計本体と同じチタン製です。レイダー・ビバーク9000用RECCO®ストラップは、極限環境における「安心感」を高めるオプションです。