パルミジャーニ・フルリエの新CEOにグイド・テレーニ氏が就任

 パルミジャーニ・フルリエが、2021年1月26日に新しいチーフ・エグゼクティブ・オフィサーにグイド・テレーニ氏を任命しました。

 ダビデ・トラクスラー氏の後任として着任するテレーニ氏は、ミラノで生まれ育ち、スイスとイタリアの両国籍を保有。ルイージ・ボッコーニ大学で経済学を学んだ後、これまでの25年間で家族経営の企業とグローバル企業の両方で経験を積んできました。1995年にダノングループでキャリアをスタートさせ、2000年にスイスへ移住しブルガリグループのウォッチメイキングディビジョンへ参入。2010年にブルガリ・オルロジュリ社のプレジデントに就任し、その後10年間歴任しました。彼の優れた美的感覚とスイスの伝統的な時計づくりへの敬意が、ブルガリを一流の時計ブランドへと成熟させました。彼の功績は、世界中で57個の時計に関するアワードと、超薄型ムーブメントに関わる6つの世界記録に表れています。

 サンド・ファミリー財団 会長 フリッツ・シーサー氏は次のように述べています。「グイド・テレーニ氏は、ブルガリ・オルロジュリ社をハイエンドなグローバル企業へと成長させた、戦略・分析のエキスパートです。彼がパルミジャーニ・フルリエを新しい境地へとリードしてくれると確信しています」

 パルミジャーニ・フルリエの新たなCEOに任命されたグイド・テレーニ氏は次のように述べています。「パルミジャーニ・フルリエは、UNESCOの世界文化遺産にも登録されたスイス時計産業の伝統を継承する素晴らしいメゾンです。世界中の時計愛好家に愛されるブランドである、パルミジャーニ・フルリエに参画できることを光栄に思います」

※2021年2月時点での情報です。掲載当時の情報のため、変更されている可能性がございます。ご了承ください。

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